季節のトラベラー!/地底から火山まで! 冒険へ誘う湖【11選】
【02】ヘネラル・カレーラ湖 アルゼンチン/チリ
南米パタゴニア地方にある湖。アルゼンチン側では“ブエノスアイレス湖”の名で呼ばれる。湖底には石灰質の山々から流れ込んだ石灰分が沈殿しており、光が当たると乳白色に輝く。湖の水で浸食されてできた大理石の洞窟“マーブル・カテドラル”を訪れるツアーが人気。
【03】ガルダ湖 イタリア
イタリア最大の湖。湖岸には100を超える小石や砂利のビーチが点在するリゾート地だ。面積は琵琶湖の約半分。北端の街リーヴァはウィンドサーフィンのメッカとして国際大会も開かれる一方、南岸のシルミオーネは古代ローマから続く温泉保養地として有名。
【04】ワカチナ湖 ペルー
現地ではラグーンと呼ばれる、砂丘に囲まれた湖。ワカチナは人口100人ほどの小さな村だが、観光客も多く、砂丘ではサンドボードやバギーツアーが盛んだ。エメラルド色の湖には人魚が住む、はたまた最愛の人を亡くした女性の涙でできたなど、数多くの伝説が残る。
【05】レンソイス・マラニャンセス国立公園 ブラジル
ポルトガル語で“シーツ”を意味するレンソイス。シーツのごとく白くて柔らかい砂丘が広がる。雨季の後半(6 ~ 9月)になると、雨によって水位が増した地下水が砂丘の間の谷に湧き出て、幾多もの淡水湖を形成。湖には様々な生物が生息するが、乾季の間どう生存しているかはわかっていない。
【06】メリッサーニ地底湖 ギリシャ
イオニア海に浮かぶケファロニア島にある地底湖。1951年に発生した地震で地上が崩落し、偶然発見された。1962年の発掘調査では紀元前の遺跡が見つかっており、神話の精霊ニンフが住んでいたとされる。天井の穴から光が差し込む姿は確かに神々しさを感じさせる。
【07】ヨークルサルロン氷河湖 アイスランド
“氷河の川の湖”を意味する、アイスランド最大の湖。ヴァトナヨークトル氷河が溶けたことででき、その面積は拡大中。宝石のような青い氷塊が漂う光景はロケ地としても人気で、映画『007』や『トゥームレイダー』のほか、ジャスティン・ビーバーのMVにも登場した。
【08】バカラル湖 メキシコ
カリブ海のリゾート、カンクンの南に位置する湖。湖底は白い石灰岩でできており水深の違いや太陽光の加減で色が変化するため“七色の湖”の異名を持つ。水温が高く、年間を通じて遊泳でき、ダイビングやシュノーケリングも人気。ウォータースライダーを備えた有料施設もある。