季節のトラベラー!/地底から火山まで! 冒険へ誘う湖【11選】
【09】本栖湖 日本
山梨県の富士五湖のひとつで、最も水深が深く、透明度が高い。北岸からは富士山の展望が見事で、本栖湖に映る“逆さ富士”が現行の千円札の絵柄に採用されている。地形的な特徴から午後に風が強くなるため、午前はSUPやカヤック、午後はウィンドサーフィンが人気。
【10】蔵王のお釡 日本
宮城県蔵王連峰の中央部にある火口湖。外輪山に囲まれた姿が“お釜”に似ていることからその愛称で親しまれている。太陽光によってブルーや深緑などに色を変えることから“五色沼”とも呼ばれる。湖底から硫黄物が噴出し、強酸性の水質のため生物は生息できない。
【11】ヒリアー湖 オーストラリア
西オーストラリア州の南部、ミドル島にある湖。ピンク色に染まって見えるのは、藻類の一種ドナリエラ・サリナが生息しているからで、日が当たるとベータカロチンを生成するという説が有力。本土の街エスペランスからは、湖を眺める遊覧飛行ツアーが催行されている。 ※雑誌『Safari』7月号より
文=伊澤慶一