ゆうちょ銀行の不正出金問題 池田社長が会見(全文6完)システムの堅牢さなどを総点検
報告徴求命令は受けているのか
従いまして、これからどこの銀行もというよりは、日本の銀行全体がやはり安全性、それからスマホ、こういうモバイル型の決済サービスについていろいろ考えておられますので、今回のタスクフォースはそういうような他者の考えも、もう1回取り入れてみようと、こういうような考え方で進めようとしております。回答になっているかどうか分かりませんけども、他の銀行さんのどうこうというのは私、今、情報を持っているわけではございません。たまたま常に全銀協の会長なり地銀協の会長なり、あるいは第二地銀協の会長あるいは事務の副会長等、常時お話をして、お互いに欠陥があるところっていうのを、ややこれは抽象的かもしれませんが、経営ジャッジとして話し合っていることは事実でございます。 共同通信:最後の質問なんですが、金融庁からはこの一連の問題で、法律に基づく報告徴求命令というというのは受けていらっしゃるのでしょうか。 田中:現時点で私、副社長としては承知をしておりませんが。 司会:それでは質問のある方は挙手をお願いいたします。それでは左前から2番目の方。
タスクフォースでは何に取り組むのか
ITmedia ビジネスオンライン:再びすいません、ITmedia ビジネスオンラインの秋山です。池田社長に、タスクフォースで取り組まれることの詳細についてあらためてお伺いしたいと考えております。実際にこういったことを行うだったりですとか、もしくはどこからは何【**** 01:45:21】というようなところについてご教示いただけますでしょうか。 池田:広く考えたいと思いますが、先ほど申し上げたとおり、認証ということについての【健脚性 01:45:35】っていうのがまず第一であるということ。それから認証を突破されたときのどういう仕組みをつくっていくかと。先ほどどなかたが申し上げましたが、何回やったときに何回落とせるかっていう、そういうようなご意見をいただきましたけども、そういうことも含めてそれをまず1つは考えていきたいと、こういうふうに思っています。 それからもう1つは、これはmijicaとゆうちょPayと、それから即振、これの名寄せというんですか、やはりシステム連動性というのは必要だろうと思っています。安全はやはりそこだと思っておりまして、その2つを頭の中に置いております。 ITmedia ビジネスオンライン:ありがとうございます。こういった各種サービスの名寄せについて何度かお話しされていると思うんですけれども、これはこういった、名寄せをすることでどのような効果が出せるとお思いでしょうか。mijicaやゆうちょPay、即時振替サービスを一体として考えて運営されていくということだと思うんですけれども、そういったことにより、具体的にどのような【担保 01:46:50】が得られるものなんでしょうか。 池田:もちろんビジネスとしては、それを、決済サービスを使っていただきたいというのがあるんですけども、基本は、私自身はサービス提供、製造者責任と思っております。やはりメーカーも、物をつくる、製造した責任があると。われわれもサービスを提供するんだと。それの責任というものをもう1回深く見ていきたいと、こういうのが基本理念にございます。よろしいですか。そんなもん? ITmedia ビジネスオンライン:ありがとうございます。 司会:それでは質問がある人が挙手をお願いいたします。それでは一番窓側の前から2列目の方。