フェザー級王者・軍司泰斗に寺田匠が挑戦。ライト級王者・与座優貴は元ONE王者ペッダムと対戦【K-1】
軍司は兼田vs寺田戦について「正直な感想を言えば、すごく微妙な試合だったと思っていた。正直、僕もやる相手がいなくて、そういう流れだったんで。もちろん兼田選手が勝っていたらもっと盛り上がったかもしれないが、それに勝った寺田選手のほうが強いということなので、ここで圧倒的に勝てば僕が最強だということを証明できるかなと思っている」と語り「門口選手に勝って、他団体も含めてフェザー級で僕が一番だと思っているので、それにふさわしい試合をする。圧倒的に勝って、KOという形で終わらせるのが防衛戦だし、K-1王者としてそれがふさわしいのかなと思っている」とこちらも圧倒してのKO勝ちを約束した。
また、この日の会見ではすでに参戦が発表されていたK-1 WORLD GPライト級王者・与座優貴(team VASILEUS)がペッダム・ペッティンディーアカデミー(タイ/Petchyindee Academy)と対戦することが発表された。 ペッダムはルンピニー・スタジアム認定バンタム級、WBC ムエタイ世界フェザー級王座などを獲得後、2018年からONE Championshipに参戦。2019年5月にエリアス・マムーディを碳り、初代ONEキックボクシング・フライ級(-61kg)王者となった。初防衛戦で王座から陥落も、2020年にはロッタン・ジットムアンノンと対戦するなど、ONEのトップ戦線で戦ってきたファイターだ。 与座は昨年3月に朝久泰央を破りライト級王座を獲得。今年3月にはRISEのリングでRISEライト級王者・中村寛に判定勝ちを収め、7月の「K-1 WORLD MAX 2024」では朝久の前の王者で、長く“日本人キラー”として名を馳せていたゴンナパー・ウィラサクレックと対戦し、1Rに3つのダウンを奪い圧勝している。
与座は「いい選手を呼んでくれて感謝している。前回の試合で自分に対する期待値は相当上がっていると思うが、それをさらに超えていきたいと思っている。気合が入っている」などと語った。 ペッダムについては「実力は言うまでもないし名前もある。ONEという舞台でベルトを巻いている選手なので、すごい選手だなというのが第一印象」と語ったうえで「タイ修行に行ったときに、ムエタイのうまさをすごく感じた。トップどころの選手はさらにもう一段階二段階も上のうまさがある。多分、ペッダム選手もそれはあると思うので、そのうまさが楽しみであり、気を付けるところかなと思っている」と警戒点を挙げた。 最後は「ONEの元王者ということで気合が入って楽しみな試合。前回以上の会場が凍りつくようなKOをしたいと思っている」と締めくくった。