フェザー級王者・軍司泰斗に寺田匠が挑戦。ライト級王者・与座優貴は元ONE王者ペッダムと対戦【K-1】
「K-1 WORLD MAX 2024」(9月29日、東京・国立代々木競技場 第二体育館)の追加カード発表会見が8月9日、都内で行われた。 王者・軍司泰斗(K-1ジム総本部チームペガサス)に寺田匠(team VASILEUS)が挑戦する「K-1 WORLD GPフェザー級タイトルマッチ」が行われることが発表された。 軍司は今年3月の「K-1 WORLD MAX」でRISEフェザー級王者の門口佳佑に延長にもつれ込む激戦の末、判定で勝利を収めて以来の試合となる。今回は2度目の防衛戦。 寺田は「格闘代理戦争 K-1 FINAL WAR」にTEAM武尊の一員として出場。それを機に九州から上京し、2020年4月のKHAOSからK-1グループに参戦。6連勝。昨年9月には元Krushフェザー級王者・新美貴士と対戦し、初黒星。しかし11月にはイタリア・トリノで開催された「OKTAGON Torino」に参戦し、ミルコ・フルメリ(イタリア)を破りISKA世界スーパーフェザー級(オリエンタルルール)王座を獲得した。今年2月にはRIZINにも参戦し、KO勝ち。前戦となった7月の「K-1 WORLD MAX 2024」では次期挑戦者の最有力候補だった兼田将暉を判定で破り、試合後のマイクで軍司への挑戦をアピール。軍司も受諾していた。
寺田は「いよいよだなと思っている。自分は出身が宮崎で、昨日、地震があって大変な方たちにも少しでも勇気を与えられたらなという思いがある。勇気を与えられるのはベルトを獲ることだと思うので、絶対に獲ります。(軍司は)全世界の全団体の中で、パウンドフォーパウンドでも一番強いと言われているので楽しみ」、軍司は「半年ぶりの試合なので、やっと試合ができるな、というのとタイトル戦も1年以上開いていて久しぶりなので、ここで圧倒的に勝って、さらなる高みを目指していければいいなと思っている。(寺田は)ガツガツくるタイプ。前回の試合はちょっと違うイメージだったが、今回は打ち合いができる相手かなと思っているので楽しみにしている」などとそれぞれ語った。 また寺田は「勝てると思っていないと試合はしない。いつも通り、練習に励んで、メンタルをコントロールして試合に挑もうと思っている。前回の兼田戦が終わって、ドローだとか兼田選手が勝っていたとか言われている。自分の中では絶対的に勝っていたと思っている。でもそう言われるということはダウンを取るか倒すしかない。今回はしっかり倒しに行こうと思う」とKO勝ちでのはっきりとした勝利を誓う。