大阪府も休業要請 吉村知事が会見(全文3)万博やIRへの影響は出ている
金額によって対策の中身も変わるのか
朝日新聞:朝日新聞の森下です。先ほどの国からの交付金の話がありましたけども、これはまだ金額が分からないということで、この金額によって対策の中身も変わってくるというお話ですか。 吉村:規模感は当然変わってきますね。1兆円配分するということですけども、第一、その1兆円の配分が自治体にどういうふうに配分されるのか。西村大臣は7都府県を優先するというふうにおっしゃってましたが、具体的な金額等々はまだ何も知らされていないので、今の段階でどうこう僕が言えるもんではないですけども、その金額によって規模感は当然変わってくると思います。 朝日新聞:あと、先ほど会議で警察による見回りっていうお話が出たと思うんですけども、これも休業要請に合わせて14日の0時から始めるっていうお考えなんですか。 吉村:はい、そのとおりです。夜中から開始するかどうかは別ですけども、14時の0時にスタート式を行うかどうかは別ですけども、14日の0時以降、警察による呼び掛け、そういったことも警察と一緒に、また基礎自治体、大阪市等々とも大阪府も協力しながら、特に繁華街における呼び掛けをやっていきます。 朝日新聞:必ずしも大阪市内の警察だけではなくて、大阪市外の繁華街でも同様のことをやっていくと。 吉村:もちろんです。これは大阪府警を挙げてやっていただきたいと思ってます。ただ、現実に見たときに、じゃあ例えば夜のそういった繁華街を見回るとなったときに、例えば僕の地元は河内長野ですけど、じゃあ河内長野市にそんなたくさんの人が夜、出回ってるかって、そういう状況でもないと思うから、パトカーでいろいろ呼び掛け等々もしてもらうと思いますが、本格的にやるのはやっぱり大都市部になるんじゃないかなとは思います。繁華街があるエリアが中心になるんじゃないかと思ってます。
手話通訳者が加わった経緯を教えて
朝日新聞:最後に1点お願いします。今日から手話の方が入られてますけど、この入るようになった経緯をもう1回教えてもらってもいいですか。 吉村:これについては、まず当初この会見をやってる最中に聴覚障害の方から、マスクをしながらしゃべってたら何言ってるか分かんないからマスクを外してやってくださいという話がありましたので、マスクを外してやりました。部局においてもこの間、手話通訳の方を探してたけどもなかなか適任者がいないという話も受けていました。その中で公明党の林団長から僕のところにも連絡があって、これはぜひとも手話通訳は絶対に付けなきゃ駄目だという話がありました。その中で、公明党の林団長からの紹介もありましたけども、それだけじゃなくてわれわれとしても行政として、やはり僕の話もちょっと長いし、専門的だし、ちょっとややこしい話が多いし、その中で適切にできる人を探してもらったところ、行政において、林団長の紹介してくれた先ではないですけども、それが見つかったということで、今日はご協力をお願いしているというところです。だから大きなきっかけは公明党の林団長じゃないかなと思います、これが実現してるのはね。 朝日新聞:分かりました。すいません、ありがとうございます。