三連休最終日 北・東日本を中心に行楽日和・スポーツ日和 夏日続出で汗ばむくらいに
三連休は広い範囲で絶好の行楽日和が続いているが、三連休最終日のきょう(月)も北・東日本を中心に行楽日和が続きそうだ。スポーツをするにもいい陽気になる見込み。ただ、関東から西は25℃以上の夏日が続き、九州や沖縄では30℃に届く所もある予想。北日本や内陸を中心に朝晩と昼間の寒暖差が一段と大きくなるため、注意したい。
北・東日本を中心にスポーツ日和
きょう(月)スポーツの日は、北・東日本を中心に晴れて、行楽・スポーツ日和になりそうだ。ただ、秋晴れをもたらしている高気圧が次第に日本の東へ進み、西日本を中心に湿った空気が流れ込みやすくなる。このため、西日本は次第に雲が広がり、九州は朝から、中国地方と四国は夜に、雨の降る所がありそうだ。関東も次第に雲が目立って、千葉や茨城、北部の山沿いでにわか雨の所がある見込み。
冬日と真夏日が同居
けさは、北日本を中心に今季一番の冷え込みになり、北海道以外に岩手の区界や薮川でも最低気温が0℃未満と、本州で今季初めて冬日を観測した(午前5時現在)。ただ、日中は関東から西で軒並み25℃以上の夏日になり、大阪は29℃と真夏日一歩手前まで上がる予想。熊本や那覇では30℃以上の真夏日になり、列島には冬日と真夏日が同居しそうだ。東京都心は25℃と、3日連続で夏日になる見込み。
気温差5℃は服装1枚分といわれる。きょう(月)は、一日の中で気温差が10℃くらいになり、北日本や内陸では15℃以上になる所が多くなりそうだ。服装2、3枚分の気温差になるため、体調管理には一層、気をつけたい。
また、10月後半に入っても、関東から西では夏日が解消せず、沖縄や九州では30℃以上の真夏日が続く所もある見込み。東京都心もこの時季には珍しく長期間、夏日が続く予想。ただ、今週末は北から寒気が流れ込み、北日本や日本海側を中心に一気に季節が進みそうだ。朝晩と昼間の寒暖差だけでなく、日ごとの気温変化にも注意が必要になる。 (気象予報士・丸田絵里子)