【動画解説】連休明けも季節外れの暑さ続く スーパームーンは観察チャンスあり
連休最終日のあす(月)も秋晴れの続く所が多く、季節外れの暑さが続きそうです。西日本では30℃近くまで上がる所もあるでしょう。10月でも油断をしないで熱中症にお気をつけください。火曜日以降は雲が広がりやすくなりますが、木曜日は晴れ間の出る所もあり、スーパームーンは観察のチャンスがありそうです。
月曜日(14日・スポーツの日)も広い範囲で晴れるものの、九州や四国は湿った空気の影響で雲が広がりやすくなり、雨の降る所もあるでしょう。日中は大阪で29℃など、真夏日に迫る暑さになる所もありそうです。空気はカラッとしても、日差しもあって季節外れの暑さとなるため、こまめに水分をとるなどして10月でも暑さ対策を心がけてください。朝晩はひんやりして一日の気温が大きくなるため、調節のしやすい服装がよさそうです。 ただ、湿った空気が流れ込むため、九州は朝から雨が降りやすく、午後は四国や中国地方でも雨の降る所がある見込みです。関東も海からの風で湿った空気が入るため、雲が広がりやすくなりそうです。
火曜日になると、西日本を中心に雨の範囲が広がるでしょう。この日は十三夜ですが、東日本や北日本も夜にかけて雲が広がりそうです。水曜日は雨雲が東日本や北日本にも広がる見込みです。ただ、木曜日は次の高気圧が移動してくるため、天気は回復傾向で晴れ間の出る所もあるでしょう。17日(木)は満月で、今年最も地球に近づいて大きく見えるスーパームーンです。観察の際は、最新の予報をご確認ください。
連休明けも気温の高い状態が続き、関東から西は25℃以上の夏日が続く見込みです。西日本を中心に30℃近くまで上がる所があり、少しムシムシと感じられる日もあるでしょう。ただ、次の日曜日(20日)は、北日本を中心に寒気が流れ込み、札幌では最高気温が9℃と11月中旬並みになりそうです。気温の変化が大きくなるため、体調を崩さないようにお気をつけください。北海道では雪の降る可能性もあるため、この先も最新の予報をご確認ください。 (気象予報士・及川藍)