小池都知事が定例会見4月28日(本文1)育休のイメージを一新する愛称を募集
KING SALMON PROJECTの協働プロジェクトがスタート
次にベンチャー、スタートアップ関連でありますが、KING SALMON PROJECTの協働プロジェクトのスタートについてのお知らせです。このプロジェクトですけれども、都が独創的なアイデアや先端的なプロダクトを有するスタートアップと一緒に、協働しまして、都政現場で課題の解決に取り組むというプロジェクトです。都へのプロダクトの本格導入をきっかけにしてスタートアップのさらなる成長を目指しております。 このあと具体的にご紹介もいたしますが、まずは今年度、第2期のスタートアップが決定をしました。3点、先行導入プロジェクトを進めてまいります。3つの分野があります。まずまちづくり分野。こちらでは株式会社Psychic VR Lab、こちらを選定させていただきました。都市都市整備局と連携しながらバーチャルコンテンツを通じて東京の魅力を効果的に発信していくという、そういうプロジェクト、プロダクトであります。そして教育分野おいては株式会社エドガさんが、都立田無工業高校で建築現場などでの危険作業の実習をVR、バーチャルリアリティーで実現するというものであります。そして最後が農業分野。こちらはGINZAFARM株式会社さん。こちらの会社は都立大島高校でロボットを活用して広い農場の管理を省力化、高度化していくという、そのような挑戦です。 そして今回のプロジェクトですけども、振り返ってみて、第1期のKING SALMON企業、こちらも、飛躍的に成長を遂げているところもあります。例えばマッスルスーツのイノフィス社ですけれども、1年間で売り上げを倍増させて7億円超達成ということです。そのほか、さまざまなプロダクトが実際に実装するわけですね、都のプロジェクトなどにおいて。
5月18日に国内外メディア向けイベントを開催
こうした第1期の企業のプロダクトを紹介いたします国内外メディア向けのイベント、これを5月の18日に八重洲のDiagonal Run Tokyoという場所で、会場で開催いたします。実際に各企業のプロダクトをリアルに体験できるブースも設置いたしますので、ぜひご参加いただきたいと思います。デジタルサービス局のほうに詳しい詳細についてはお尋ねをいただきたいと思います。 それから都が制作したスマートフォンアプリ、スマホのアプリについて2点お知らせをいたします。こちらが今日の4点目の項目です。まず東京マイ・タイムライン。これは冊子になってまして、この東京マイ・タイムラインを使って、例えば大規模風水害への備え、備えをいろんなシチュエーション、うちだったらどうする、どういうふうに連絡をするっていうのを、楽しみながらご家族で準備をしていただくという、そういうツールでございましたが、それを今度スマホ化いたしました。スマホでより手軽にマイ・タイムラインを作成できる、そのようなアプリを作りまして、今日からの配信といたします。 このアプリですけれども、スマホのチャットボット機能を使いまして、いろんな質問が来ます。それに答えていくことによって自分自身のタイムライン、さまざまな災害に、特に水害などに備えた在り方、どこへ逃げる、どうするこうする、こういったことが、マイ・タイムラインとして作成ができるようになっています。また、ご自宅など、そこに選択した地点を入れておくことによって河川の氾濫や土砂災害などの水害リスクが視覚的に表示されます。リアルな感じをそれで受け止めていただけるということですね。 それから気象情報などのプッシュ通知によって、作成したマイ・タイムラインの確認を促す。急に雨雲が迫っていますよなどなど、いろんな気象データ、それとマイ・タイムラインとの連関で何をすべきかっていうのを、教えてくれるって言っていいのかな、そういう機能を付けております。マイ・タイムラインの確認を促すことと避難行動を適切にサポートするという仕掛けになっています。ちょっと動画にしましたので、ご覧いただきたいと思います。 ということで、私の長々とした説明よりも今のを見ていただければ早かったかと思いますが、いずれにしましても、このマイ・タイムラインですが、これまでの紙に書いたりシールを貼ったりということではなくて、スマホ版、アプリ版になっています。これも、毎年のように全国各地で大規模な風水害が発生していますね。