小池都知事が定例会見4月28日(本文1)育休のイメージを一新する愛称を募集
育児休業といっても休んでいるわけじゃない
砂漠の民の遊牧民、逆に自然相手に24時間忙しいです。遊牧民だからといって遊んでいるわけではありません。それから、このゴールデンウイークに海外に出張される閣僚の方々、よく外遊っていいますよね。何か遊びに行くという雰囲気が外遊という言葉の中から醸し出されて、いつもそこに行くのが、なんか外に行くことがどうかみたいな捉え方が多いんですが、いや、日本の国会はみんな大臣縛り付けて外にも行けないということは、結局、日本のプレゼンスがなくなってしまうということ。行かないので記者も行かないし、よって全体の雰囲気が分からないという悪循環があることをよく思い出していただきたいと思います。 要は遊んでいるわけじゃない。それから育児休業といっても休んでいるわけじゃない。そういったことから、ぜひこの育児休業、育休という言葉は定着していますけれども、でもそこを、育児のための大切な時間を確保するんだ、そういうのが全体の働き方の中に組み込まれていくということが、この日本、少子化の日本に必要なんじゃないでしょうか。子育てを経験している方や従業員を守る経営者、それから未来の東京に期待する若者、子供さんもそうですね。ぜひぜひいろんな方々から、さまざまな思いの詰まった愛称のご応募をお待ちいたしております。 育児休業ということは法律用語でも決まっているんですけど、その辺り、野田聖子さんとも、前お話も、こういったことで盛り上がりました。ぜひマインドセット、意識も変える。そしてその中で、みんなが使いやすくなるような制度ということのためにも育休という言葉そのものを確認、また見直して、愛称を付けていく。愛称は結果的に法律を変えるぐらいの力、パワーがあるような言葉になるといいなと思っています。
「東京都こどもの日スペシャル」公開
2点目です。こどもの日に関連した取り組みについてであります。こどもの日を間もなく迎えるに当たって、都のイベント、お子さんが楽しめるイベント、そしてオンラインコンテンツの情報を特設ページにまとめておりますので、「東京都こどもの日スペシャル」と題しておりますけれども、こちらにまとめて公開をいたしましたので紹介をいたします。 東京都ではこの大型連休期間中にワークショップを開いたり、オンラインのお祭りなどなど、お子さんが楽しめるさまざまな取り組みを実施いたしております。今ご紹介しております特設ページで、例えば都立公園でこいのぼりを作るイベントであったり、オンラインのサイエンスショーなど、合わせますと90を超えるイベントなどを準備しております。もちろんそのためにも、お出掛け前の感染防止対策なども掲載しておりますので、ぜひ感染対策をした上で楽しんでいただく。また、オンラインの形のものもございます。ご家庭でこの「こどもの日スペシャル」をチェックしていただいて、お子さんが楽しむ、そして笑顔になるような時間を過ごしていただきたいと思います。 まだまだあります。3点目です。「こども記者」の募集についてお伝えをいたします。この「こども記者」は、もうそのものなんですけども、子供さん自身が感心を持つ内容を実際に取材して、そしてこれを、記事じゃないですね、動画に作成してもらうという体験プログラムを用意いたしております。募集期間は今日から5月31日までの1カ月間としております。対象は都内に在住または通学をしている小学校4年生、5年生、6年生。専用の応募フォームからお申し込みいただければと思います。5月31日火曜日、応募締め切りをしたあと、選考の上、「こども記者」を決定したいと思います。 夏休みが始まります7月ごろから取材活動、撮影、動画制作、番組の収録を予定いたしております。「こども記者」が活動している一連の様子、それそのものをドキュメンタリー映像化もいたしまして、秋ごろにはテレビ放送やYouTubeで配信を予定していますので楽しみにしていただきたいと思います。こちら子供のための取り組み、3点セットでお伝えをいたしました。