小池都知事が定例会見4月28日(本文1)育休のイメージを一新する愛称を募集
東京駅など主要駅に臨時無料検査会場を設置
それから2点目が、ゴールデンウイークの期間中に帰省、旅行などを控えておられる、そして感染の不安を感じておられる無症状の都民の方、この方々が帰省、旅行などでも安心していただけるような無料検査の取り組みを強化いたします。ご覧のような主要駅に臨時の無料検査会場を設置いたします。これらを活用していただいて帰省など、まずご出発前と、それからお帰りになった帰着後に検査を受けていただければと思います。 検査場所ですけれども、ご覧のQRコードからご確認をいただきたいと思います。5会場。東京、品川、上野、池袋、新宿駅。その近くに設けております。また、普通にこの検査、診療、咳があるとか発熱など、そういった方々についてはゴールデンウイークの期間中も都内の診療・検査体制は確保いたしております。咳、発熱でどうかなという、少しでも症状のある方はこの間も積極的に受診をしていただきたいと思います。 そして最後3点目ですが、これはもう繰り返し申し上げております。基本的感染防止対策の徹底ということです。特にこの間は普段行かない場所に行ったり普段会わない人と会うなどと、いつもと違う環境に身を置くことも多くなることだと想像できます。開放的な気分を味わうこともできるかと思いますが、そんなときこそ、いつもの感染対策、忘れないでいただきたい。また、特に冬場だけではありません、換気ですね。こちらも小まめにお願いをいたします。
誰もが育休を取得しやすい社会に
ということで今申し上げた点も含めまして、ゴールデンウイーク中の対策のポイントをまとめてお伝えいたしました。これらについては東京都の防災ホームページでも確認ができますので、ぜひご覧いただきたいと思います。ゴールデンウイークに向けましては近隣の3県とも共同で基本的対策の徹底、そしてワクチン接種の呼び掛けを行っております。どうぞこのゴールデンウイーク中も感染拡大防止に引き続きのご協力、よろしくお願いを申し上げます。 続いて子供のための取り組みについてお伝えをいたします。1件目ですけれども、育児休業ということ、東京都ではイクボス宣言など、上司にまずしてもらったりして進めているんですが、育児休業も取得率が徐々に上がってはきております。この取得促進に向けて取り組みをしていく、これについてのお伝えであります。 まず育児休業、いわゆる育休なんですが、今年の4月に改正法が施行されました。法制度の面では充実をしてきていると言えるかと思います。ただし、制度はあっても職場の空気とか理解が得づらいことやキャリア形成の不安などから育休の取得にちゅうちょするという人はいまだに多いわけですね。そこで、男女問わず育休を望む方にとって、誰もが育休を取得しやすい社会を実現する。そのために、育休という名前そのものが休むと書いてあるわけですね。仕事を休む期間ということで何か後ろめたい雰囲気を醸し出すということではなくて、社会の宝物である子供を育む期間とポジティブに考えられないか。要は意識を変えていきましょう、マインドチェンジも必要だということであります。 制度があっても、なかなかそこ、実際の実施につながらないことが、日本の場合といいましょうか、この分野だけではなく、たくさんあるんですけれども、特にこの分野、東京都では育休ということだけではなく子育て、子供を産みやすくする不妊治療のことなどなど、先駆けてこれまでも取り組んできたところですが、今回、この育休のイメージを一新する愛称を皆さんから募集したいと思います。応募期間ですが、今日から5月の30日まで、どなたでも応募可能であります。各界の有識者や著名人による選考を経て決定したいと思います。