ベッキー、サンミュージック退社で一つの節目 移籍で新たな展開へ
ベッキーが20日、1998年から約23年間に渡り所属したサンミュージックを今月末で退社し元マネージャーが設立した会社に移籍することを自身のSNSで発表した。また、前日にはサンミュージックの相澤正久社長、岡博之副社長同席のもと一部メディアの取材に応じる形で発表したことも話題になっている。
今年は公私ともに節目を迎えた年に
ベッキーは自身のインスタグラムやツイッターで「応援してくださってる皆様 関係者の皆様へ」と題し退社を発表。サンミュージックに関してはデビューして23年間、「あたたかく、そして時に厳しく、いつも全力の愛情でサポートして頂きました」と感謝の気持ちをつづり、9月からはマネージメントの面はベッキーのマネージャーだった人物が作った会社でサポートしてもらい、サンミュージックには業務提携という形でサポートしてもらうことになるという。 「ベッキーさんと二人三脚でやってきたマネージャーがサンミュージックを退社した時点で独立は時間の問題だとささやかれていました。以前からベッキーさんはこのマネージャーとの出会いが自分の宝だというようなことを公言していたんです。在職中から本人の信頼を得ていたようですし、とても頑張っていたようです。移籍のきっかけは9年間担当だった元マネージャーからの提案とのことですが、ベッキーさんとしては自分を発掘してくれた相澤秀禎会長は2013年に亡くなっていますし、苦楽を共にしたマネージャーもいなくなったことで決心がついたのでしょう」(スポーツ紙50代男性記者) また、ベッキーは前述のメディア取材で今年春に第二子を出産し二児の母となったことも発表。 「発表に際してこれから退社するタレントのために事務所の社長と副社長が同席して取材対応するというのは珍しいケースですが、何より円満移籍のアピールにもなります。タレントとプロダクション双方のイメージを損なわないという意味では効果的ですし今後このようなケースも増えてくるかもしれません」(前出・スポーツ紙記者) ベッキーにとって今年は公私ともに一つの節目を迎え、新たな展開へと向かう起点になりそうだ。 (写真と文・志和浩司) ■ベッキー 1984年3月6日神奈川県出身。 日本人の母親とイギリス人の父親のもとに生まれたハーフで20歳を機に日本国籍を選択。 14歳のときオーディションを受けたことがきっかけでサンミュージック社長(当時)の相澤秀禎氏に見出され芸能界入り。テレビ東京の子供向け番組「おはスタ」マスコットガール・おはガールの一員としてデビュー。以後、「笑っていいとも!」(フジテレビ系)はじめ数々のバラエティー番組をメインに活動し人気を博す。 2005年から2007年度にかけて日本ネイリスト協会が選出するネイルクィーンのタレント部門で3年連続受賞。 2016年にはスキャンダルが原因で仕事を一時的に休業する苦境もあったがその後復帰、2019年1月にはプロ野球指導者で読売巨人軍の片岡治大三軍野手総合コーチ(結婚当時は二軍内野守備走塁コーチ)と結婚した。 昨年は窪田正孝主演「初恋」(三池崇史監督)に出演するなど映画、ドラマなどで女優としても活躍している。 なお2006年3月には芸能活動と学業を両立させながら学んだ亜細亜大学経営学部経営学科を卒業している。また、愛玩動物飼養管理士2級の資格を持つ。