「我々にとって完璧な選手だ」新加入の長澤和輝をウェリントン・フェニックス指揮官も大歓迎!「浦和時代のカズキを覚えている」
複数のポジションをこなすユーティリティ性に期待
ベガルタ仙台は8月29日、海外クラブへの移籍を前提にチームを離脱していた長澤和輝が、ニュージーランドのウェリントン・フェニックスFC(オーストラリアAリーグ所属)に完全移籍すると発表した。 【画像】トップリーグに続々参戦!2024年夏に海外で新天地を求めたサムライたち 同日にフェニックスも長澤の加入をリリース。2年契約を結んだ32歳を、「ドイツでプロキャリアをスタートさせ、2014年にはケルンのブンデスリーガ昇格に貢献。日本代表で1キャップあり、2017年には浦和でACL優勝、18年には天皇杯も勝ち取り、21年には名古屋でリーグカップ優勝を果たしている」などと紹介している。 またジャンカルロ・イタリアーノ監督は、「浦和時代のカズキのことを覚えている」とコメント。「とても影響力のある選手だった。彼がAリーグでプレーすることに興味を持っていると聞いた時、ぜひ契約を成立させたいと思った」という。 さらに指揮官は、長澤のユーティリティ性に期待を寄せる。 「彼は純粋なミッドフィルダー、左サイドのミッドフィルダー、10番、そしてウインガーとしてプレーしてきたので、我々にとって完璧な選手だと思った。3つか4つのポジションをこなせる選手が欲しい。なぜなら、我々は常に形を変え、試合では彼らにそれを求めるからだ」 長澤はクラブの公式サイトを通じて、以下のように意気込みを伝えた。 「ウェリントン・フェニックスに入団できることを大変光栄に思います。また、自分のキャリアの新たな章に、とてもワクワクしています。 ウェリントン・フェニックスはまだAリーグで優勝したことがないので、まずはタイトルを獲得したい。また、プロ選手として10年の経験があり、クラブには若い選手がたくさんいると聞いているので、ピッチ上で自分の経験や知識を若い選手たちに伝えることができるかもしれません。 私の強みは、パスの質、ミッドフィルダーとしてゲームをコントロールする能力、そしてすべてのコーチが必要とするハードワークです!」 自身2度目の海外挑戦で、長澤がどんな活躍を見せるか注目だ。 構成●サッカーダイジェストWeb編集部
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