【山形県 2024年版】 夏の絶景・風物詩10選 加茂水族館クラゲドリームシアターで暑さを忘却
◆七ツ滝
磐梯朝日国立公園にある七ツ滝は、幾重にも分かれた流れが岸壁の途中で一筋にまとまって滝つぼに流れ落ちる直瀑。 湯殿山参りする行者が滝に打たれて篭り身を清めたと伝えられる、日本百名瀑の一つ。落差は90メートルにも及び迫力満点だ。 近くの七ツ滝公園からはこの滝の全景を見ることができる。大自然に包まれた勇壮な姿が多くの人を魅了している。 七ツ滝(ななつたき) 所在地 山形県鶴岡市田麦俣
◆瓜割石庭公園
瓜割石庭公園は高畠石の採石地を整備した公園で、岩山を垂直に削ったダイナミックな石切場を目にすることができる。 園内には人工的に作ったトンネルがあり、そこをくぐった先はまるで異国の地。高さおよそ30メートルにもなる高畠石の大きな岩壁が全方位を囲み、見る人を圧倒。 一歩足を踏み入れれば、そこは時間が止まったような不思議な空間だ。 瓜割石庭公園(うりわりせきていこうえん) 所在地 山形県高畠町安久津
◆宝珠山立石寺
山寺の通称で知られ、俳聖・松尾芭蕉が紀行文「おくのほそ道」に収録されている名句「閑さや岩にしみ入る蝉の声」を詠んだことでも有名なお寺が、山寺の通称で知られる「宝珠山立石寺」だ。 四季折々に見せる景観が風情豊か。特に空が青い夏は、1015段の長い石段を上りきれば、天空の古刹と言われる所以がわかるだろう。 登山口付近には国内最古のブナ材木造建築とされ、国の重要文化財に指定されている「根本中堂」がある。何世紀もかけて風化した凝灰岩が阿弥陀如来のように見える「弥陀洞」は、見た人は幸せになれると言われるパワースポット。 また、石段を上りきったところにある「奥之院・大仏殿」は、悪縁切りのご利益があると言われている。 寺前の土産店などで「山寺力こんにゃく」や人気番組でも紹介された「さくらんぼソフトクリーム」などを頬張るのも楽しみのひとつだ。 宝珠山立石寺(ほうじゅさんりっしゃくじ) 所在地 山形県山形市山寺4456-1