【犯罪ジャーナリスト解説】無差別に襲ったのか?それとも・・・? 北九州・中学生2人殺傷事件 相次ぐ目撃情報も容疑者はいまだ逃走中
(横山アナウンサー) 事件現場となったファストフード店の前には国道が通っていて、その上にはモノレールも通っていましてこの最寄りの駅から小倉までは15分ほどの場所にあるということなんです。現場周辺は街灯が少なく人通りも多くない、車の通りはあるんだけれども人通りはそれほど多くないそうです。さらに近隣には住宅街もあるということで、男は北の方向に逃走したのではないかと見られています。そして、現場から約120mの場所に 不審な男の目撃情報があり、たばこの吸殻も発見されたということです。他にも不審な男の目撃情報が多数あるということです。事件前日の午後、現場から約1キロの場所で女子高生に声かけがあった。事件当日の午前、現場から約500mのところで女性に声かけが、午後にも現場から約150mのところで刃物を持った男の姿が確認されていたということです。小川さん、不審者情報が複数あるというのが気になりますね。 (小川泰平氏) 13日の夜、14日の午前中と午後、半径500mぐらいのところでですね、女性と女子高生、あと公園で刃物を持っている。こんな短い1日2日で。これはどう考えても普通ではないですね。やはり私が先ほど話しましたけども、そんな遠方からではなく、この周辺に住んでいる者の可能性、あんまりこの周辺に住んでるって言って脅かすようなことを言いたくないんですけども、やはりそのあたりは気をつけてもらいたいなということで、あえて話してます。
(横山アナウンサー) 小川さん、警察としては懸命に防犯カメラだったりドライブレコーダーを捜査しているとは思うんですが、思いのほか犯人検挙まで時間がかかっている印象がありますね。 (小川泰平氏) そうですね。この付近にも防犯カメラが結構ありますし、店内にも当然防犯カメラはあります。なのである程度、警察は容疑者を特定できてると私は思っています。にもかかわらずまだ捕まらないってことは、容疑者が逃げている付近にいたものだとしても、逃げているのかなということは言えるのかなと思いますね。
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