ぜひ日本へ! 現在フリーの大物監督6人。全員が超一流!? 来季監督変更のJリーグクラブはご検討を
ロベルト・マンチーニ
1964年11月27日 前職:サウジアラビア代表監督 FIFAワールドカップ26アジア最終予選(3次予選)で、サウジアラビア代表は苦戦している。現地時間10月10日に行われた日本代表戦を含む4試合を終えた段階で得た勝ち点は「5」。このときチームを率いていたロベルト・マンチーニは同月24日に解任され、現在のサウジアラビア代表を率いているのはかつて同国を指揮した経験のあるエルヴェ・ルナールである。 しかしマンチーニの手腕に疑いの余地はなく、2005/06シーズンからインテルをセリエA3連覇、2011/12シーズンにマンチェスター・シティをプレミアリーグ初優勝に導いたほか、数々のタイトルをチームにもたらしている。 新型コロナウイルスの影響により1年延期されたEURO2021では母国イタリア代表を優勝に導いており、ナショナルチームにおいても確かな実績を残している。 解任されてから間もないときに、イタリアメディア『Il Messaggero』が今季セリエAで苦戦するASローマの新指揮官候補としてマンチーニの名前をあげていた。最終的にクラウディオ・ラニエリがその職務を任されたが、恐らく同氏の名前は今後も様々なチームの監督候補として言及されるだろう。
グレアム・ポッター
1975年5月20日 前職:チェルシー監督 2007年のFIFA女子ワールドカップで女子ガーナ代表のテクニカルディレクターとして指導者のキャリアをスタートさせたグレアム・ポッター。その後、2011年1月に当時スウェーデンの4部リーグを戦っていたエステルスンドの指揮官に就任すると、5年でチームを1部リーグ昇格に導いた。 2018年7月から母国イングランドに活躍の場を移し、2部リーグ相当のEFLチャンピオンシップに所属していたスウォンジーやプレミアリーグのブライトンで指揮を執った。 ポッター着任から最初の数シーズンのブライトンは、リーグ戦下位での戦いを繰り広げていたが、2021/22シーズンはチームを史上初の一桁順位「9」に導いた。以降の同クラブはUEFAヨーロッパリーグ(EL)に出場するまでに成長し、今季も12試合を追えて暫定5位につけている。 同指揮官は2022年9月にチェルシーの監督に抜擢されたが、成績不振により2022/23シーズンの終盤に解任された。昨シーズンはどのチームとも契約を結んでいないが、噂は絶えずささやかれている。 英メディア『talkSPORT』が今年の4月に報じたところによると、チェルシーから任を解かれた後にレスターシティからオファーがあったという。さらにはアヤックスからも指揮官就任の打診があったが、ポッターはこれを拒否したそうだ。 また、同メディアによればマンチェスター・ユナイテッドの共同オーナーであるジム・ラトクリフも同氏の仕事ぶりを「高く評価している」という。引く手あまたの気鋭指揮官の将来はどう決着するだろうか。
フットボールチャンネル