【千葉県 2024年版】 秋の絶景・風物詩10選 大山千枚田 1万個のライトが彩る幻想的な風景
◆成田山公園
「成田山公園」は、「成田山新勝寺」大本堂の奥に位置する広大な公園です。敷地面積は165,000平方メートルと東京ドーム3個半以上の大きさで、「西洋庭園」や「雄飛の滝」、「竜智の池」をはじめとした3つの池など、趣ある庭園風景が広がっています。 例年11月中旬から12月上旬にかけて、約250本のモミジ、クヌギ、ナラ、イチョウなどが赤や黄色に色づき、園内が鮮やかな光景に。 紅葉の見ごろの時期には「紅葉まつり」も行われ、週末には竜智の池にある「浮御堂」で箏や二胡の演奏会が開催。池の水面に映る紅葉とともに、雅やかなひとときを堪能できます。また、同じく「紅葉まつり」の週末には、成田山書道美術館の隣にある茶室「赤松庵」にて、お茶会も開かれます。 芸術の秋らしく、文化的な体験によって心身ともに満たされてみては。 見ごろの時期:11月中旬~12月上旬 紅葉まつりの開催期間:2024年11月9日(土)~11月24日(日) 成田山公園(なりたさんこうえん) 所在地 千葉県成田市成田1
◆本土寺
松戸市にある「本土寺」は、「あじさい寺」「四季花の寺」として親しまれる古刹。四季折々の自然景観がすばらしく、秋にはヤマモミジや大盃、関東の気候に合うよう本土寺で品種改良された秋山紅が約1,500本、鮮やかに紅葉し境内を染め上げます。 五重塔や仁王門、回廊が見どころで、建造物と紅葉が織り成す風景を眺めに、毎秋多くの参拝者が訪れます。 参道には土産物店や飲食店などもあるので、参拝の際に立ち寄ってみてはいかが。 見ごろの時期:11月下旬~12月上旬 本土寺(ほんどじ) 所在地 千葉県松戸市平賀63
◆落花生の野積み「ぼっち」
「ぼっち」とは、収穫した豆を乾燥させるために野積みされた落花生の株の束のことで、千葉県ならではの呼び方。藁をかぶせた姿が、伝統的な雨除けの藁帽子「ボッチ」に似ていることからこの名がついたとされています。 収穫の時期になると畑に1.5メートルほどの「ぼっち」が並び、この風景は落花生産地の秋の風物詩。この方法を使ってゆっくり乾燥させることで、うまみのある落花生になると言われています。 千葉県の代表的な特産品である落花生による千葉ならではの特徴的な農業景観はここでしか見られない景色です。 見ごろの時期:10月中旬~11月下旬 落花生の野積み「ぼっち」(らっかせいののづみぼっち) 所在地 千葉県八街市ほか各所