【千葉県 2024年版】 秋の絶景・風物詩10選 大山千枚田 1万個のライトが彩る幻想的な風景
◆佐倉城址公園
「佐倉城址公園」は、江戸時代に築かれた佐倉城の跡地に造られた公園。「日本100名城」「日本の歴史公園100選」に選ばれた名城および名園であり、建物は取り壊されているものの、天守閣跡や空堀跡といった遺構が多数残されています。 紅葉の名所として知られ、あずまや付近や空堀跡が美しい紅葉を見られるスポット。樹齢100年以上のイロハカエデや、樹齢70年以上のイチョウ並木も紅葉し、歴史ロマンを感じながら紅葉狩りを楽しめます。四季を通じてお弁当を広げる家族連れなどの姿も多く、食事をしながら紅葉の美しさに浸るのもよいですね。 園内の三逕亭(茶室)では、日曜日や祝日を中心にお茶席が設けられ、紅葉を眺めながらお茶を味わえるのも季節限定の贅沢です。 見ごろの時期:11月上旬~12月中旬 佐倉城址公園(さくらじょうしこうえん) 所在地 千葉県佐倉市城内町官有無番地
◆小松寺の紅葉
南房総市千倉町の奥深い山間にたたずむ古刹、小松寺。子宝安産のパワースポットとして知られるこの寺は、千倉を代表する紅葉の名所であり、“もみじの寺”と呼ばれて愛されています。 朱塗りの仁王門を入ると茅葺の本堂、庫裏がこじんまりと立ち、右に薬師堂、正面に本堂が見えます。 境内は、樹木に深く包まれ神秘的。豊かな自然を感じながら紅葉のトンネルを抜け、朱塗りの仁王門をくぐると、静寂な世界が広がります。楓の大木が鮮やかな紅に染まる姿も圧巻です。 見ごろの時期:11月中旬~12月中旬 小松寺の紅葉(こまつじのこうよう) 所在地 千葉県南房総市千倉町大貫1057
◆庖丁式
日本で唯一、料理の祖神を祀る高家(たかべ)神社で、毎年5月17日、10月17日、11月23日に行われる庖丁式。秋の庖丁式奉納は新穀感謝祭として開催され、多くの料理関係者や醸造業者たちが参拝に訪れます。 庖丁儀式は、庖丁師が烏帽子や直垂をまとい、包丁と箸のみで一切手を触れることなく、鯉・真鯛・真魚鰹(まながつお)などをさばく厳粛なもの。平安時代の宮中行事を再現し、古式に則った所作と包丁さばきに日本料理の伝統を垣間見ることができます。 庖丁式(ほうちょうしき) 所在地 千葉県南房総市千倉町南朝夷164