「3人育児中に夫が転勤!?」完全ワンオペのピンチに「子どもの自立&時短家事」を実現した方法
こんにちは。片づけ遊び指導士で時短家事コーディネーターのアリカです。 中学生の長女、小学5年生の次女、小1の長男と転勤族の夫の5人暮らしです。 【あわせて読みたい】育休復帰の直前、夫が単身赴任に!完全ワンオペ状態で妻がとった行動とは? 今は家族5人で暮らしていますが、夫婦共に実家ではない地方都市に家を建て、頼れる身内もいない環境で、長男が1歳になったばかりの頃には夫の単身赴任により家族離れて暮らす経験もしました。 そんな完全ワンオペ育児を乗り切るために、また子どもの自立にも大きく繋がり、暮らしに取り入れて大正解だった仕組み3選をお伝えします。
1.家中に「ラク家事収納」の仕組み
「ラク家事収納」とは、家事がしやすく見た目もスッキリとした家事の時短につながる収納術のことです。 この仕組みを取り入れたきっかけは、3人目の子を妊娠したこと。その時、夫は単身赴任中。産後は実家の母に10日間ほど手伝いに来てもらえるけれど、その後、すぐにワンオペで3人の育児をスタートさせなくてはいけませんでした。 頭の中でシミュレーションしてみても今の状態では、産後はとてもじゃないけど家が回らない!と焦り、「ラク家事収納」の仕組みを取り入れました。 物の適正量や動線の見直し、アクション数を減らした収納法など、誰が見ても、ひと目見てどこに何があるのかわかるようにしっかりとラベリングをしたり、私自身はもちろん、夫や手伝いに来てくれる母にもわかりやすい収納を心がけました。 例えば…… ●コードレスクリーナーの充電器は置き場所の近くの壁にかごを引っかけてその中に収納(充電器をとりに行く手間が省けます) ●キッチンの調味料や食洗機の洗剤を、移動せずとも取り出せる位置にある引き出しにまとめる 「誰にでもわかりやすく・時短につながる」そんなラク家事収納のコツを家中に散りばめました。
2.子どもたちに「お片づけ育」の仕組み
お片づけ育とは、自分のことは自分で「決める」「片づける」ための仕組みづくりのこと。 保育園・幼稚園や学校へ通う子どもたちは、集団生活の場では自分の荷物は自分で管理していると思います。きっと必要に応じて、子ども達それぞれで管理しやすい環境やルールがしっかりと決められているんですよね。 園や学校でできていることは家でもできるはず!と子どもたちの力を信じて、家庭でも無理なく片づけられる仕組みを導入することにしました。 例えば…… ●通園バッグなど必要なものをまとめた身支度コーナーの設置 (外出時に身につけるハンカチや靴下、マスクなどをひとまとめしたスペース) ●クローゼットは子ども自ら服を選べるようバーを2段にして収納の見直し (通常のハンガーバーは位置が高く、子供では手が届きません。下の空いた空間に突っ張り棒を取り付けて子ども目線の収納を心がけました) ●キッチンでは子どもの手が届く引き出しに給食セットの定位置を決める など工夫をしました。 『自分でできる』は、思った以上に子どもたちの自信につながっているような気もして、子どもの自立に加え、私も子どもたちに構いすぎることなく生活にちょっとした余裕が生まれました。