日本カー・オブ・ザ・イヤーに輝く車は明日発表!ノミネートされた“10ベスト”を簡単におさらい
昨年2023年11月1日~今年24年10月31日の間に、日本国内において発表された乗用車の中から最も評価された車に送られるアワード「日本カー・オブ・ザ・イヤー 2024-2025」が12月5日(木)に発表される。 ここでは、ノミネートされた「10ベストカー」を一挙解説。 どの車が受賞するのか、みなさんも予想しながらチェックしてみてください。
エントリー No.01 「スズキ」のフロンクス
2024年10月に発売され、早くも話題のコンパクトSUV。既に受注が1万台を突破したというから、スゴい人気っぷりだ。 車名の由来は「フロンティア(未開拓)」と「クロスオーバー」を組み合わせた造語。日本では四輪駆動モデルも用意されており、まさに未開拓な自然と都会をクロスオーバーする車だ。 デザインもクーペスタイルで都会にも馴染む反面、フロントとボディ下部は力強さを感じさせる。 世界各国で販売されているグローバルモデルでありながら、日本の道路事情に適したサイズ感、全高1550mmで多くの立体駐車場に入るのがうれしいポイント。
エントリー No.02 「トヨタ」のランドクルーザー 250
抽選販売のうえ、当選しても1年以上納車待ちの“ランクル250”。 250は“ランクルプラド”の後継で、フラッグシップの「ランドクルーザー 300」より、少し実用的なモデル。とはいえ、300とプラットフォームは共通であり、この車最大の魅力である“本格オフローダー”であることには変わりはない。 詳しい解説は人気連載「黒木美珠の“くるマリアージュ”」でどうぞ!
エントリー No.03 「ホンダ」のフリード
日本のファミリーカーを牽引してきたホンダの「フリード」が8年ぶりに刷新。扱いやすいサイズ感ながら高い居住性を確保し、日本の家族のさまざまなライフスタイルを支えてきた。 大きく進化したのはパワートレイン。ホンダが注力するハイブリッドシステム「e-HEV」になったこと。 ドライビングフィールも経済性もさらに良くなり、ますます家族が幸せになる車に進化した。
エントリー No.04 「マツダ」のCX-80
マツダのフラッグシップSUVとなる「CX-80」。マツダらしい曲線を活かした流麗なプロポーションと、光の受け方や見る角度によって印象が変わる鮮やかなカラーリングはブランドの真骨頂。 国産SUVでは珍しい後席が左右独立したキャプテンシート仕様も用意される。マツダといえば、“人間中心の設計思想”を基に人馬一体の走りを目指す車造りで知られる。 つまりは、運転が楽しい、ドライバーが主体の車造りだ。CX-80も素直なハンドリングや十分な加速など、運転していて楽しくなるのは間違いないが、先程説明したキャプテンシートのおかげで、後席にも乗りたくなる。 きっと家族は大喜び。 純正トレーラーヒッチを装着すれば、ドライブモードからトーイングモードが選択できるようになり(一部仕様を除く)、トーイング走行時も安定した走りを実現。 都会的で美しいデザインばかりに注目しがちだが、マツダの強みであるディーゼルやハイブリッドなどのパワートレインと4WD性能は、アクティブ派もしっかりと満足させてくれる。