千駄木のパン屋といえば『大平製パン』。甘系から惣菜系までレトロで可愛い「絶品コッペパン」の魅力とは【谷根千さんぽ】
●千駄木でパンを買うなら『大平(おおひら)製パン』へ。大人気のコッペパン専門店の味を堪能してみた。
東京都文京区の千駄木は、谷中や根津と共に谷根千(やねせん)と呼ばれ親しまれおり、カフェが並び散策する人も多い人気のエリアです。 千駄木のパン屋といえば『大平製パン』の関連画像
今回訪れたのは、地下鉄千駄木駅から徒歩5分、不忍(しのばず)通りに面するコッペパン屋『大平製パン』。赤と白の日除けに緑の引き戸がかわいいレトロな雰囲気の店構え。どこか懐かしく、おいしいコッペパンを買いに行ってきました。
コッペパンのラインナップの多さに嬉しい戸惑い!
引き戸を開けて中に入ると、ショーケースにコッペパンがずらりと並んでいます。足元に見える丸いタイルも、レトロな雰囲気でかわいい。パンはショーケースに並んでいるものから選んでもよし、無いものは壁1面にズラリと並んだメニューから注文して作って貰うこともできます。
どれにしようか迷いますが、定番や季節限定の甘いもの、人気のしょっぱい惣菜系をいくつか買って食べ比べてみました。
プレーンはそのままでもおいしい「コッペパン」
オーソドックスなコッペパンは、そのまま食べれば、ほのかに甘いパン本来の味を堪能できます。切れ目を入れて自分で好きな具を詰めるのもおすすめ。簡単に食べ切れる程の大きさです。 コッペパンには真ん中に必ずパンを持った子どもの焼印が付けられています。気になって店員さんに伺ったら、オリジナルキャラクターなのだそう。かわいい。
外せない王道コッペ「ピーナツ」
甘い系は種類が豊富で悩ましい。ジャムもあんも捨てがたいですが、定番のピーナツを食べてみました。どこかで食べたことがあるような懐かしい味のするピーナツクリームがたっぷり詰まっています。
季節限定も見逃せない「クリームチーズさくらあん」
季節折々の限定商品も大注目です。さくらあんのピンクとクリームチーズの白のコントラストが綺麗なコッペは、塩気の効いた香りの良いさくらあんにほっぺたが落ちそう。あんの甘みも控え目でこってり間はなく、パクパク食べられました。
ランチに食べたい惣菜系コッペ「ナポリタン」
シンプルなナポリタンにソーセージ。鮮やかなオレンジのパスタに食欲がそそられます。パンとナポリタンという炭水化物×炭水化物のギルティな組み合わせにお腹は大満足。他のコッペサンドも買ってランチにすれば、豪華な1食になります。