Jリーグは何位? アジアのリーグ市場価値ランキング1~10位。トップは驚異の1600億円超え
2位:UAEガルフ・リーグ(UAE)
総市場価値:3億4272万ユーロ(約548億円) 総選手数:530人 最高額選手:スフィアン・ラヒミ(800万ユーロ/約12億8000万円) アジアのリーグ市場価値ランキング2位にランクインしたのは、UAEガルフ・リーグだ。UAEリーグの総市場価値は3億4272万ユーロ(約548億円)となっている。 UAEリーグの中で最も資金力があるのがアル・アインだ。アル・アインは23/24シーズンのAFCチャンピオンズリーグ(ACL)を制覇するなど、国外のクラブに対しても互角以上に渡り合える力を持つ。そんなアル・アインのクラブ市場価値は4492万ユーロ(約71.8億円)となっている。 リーグの中で最も市場価値が高い選手もアル・アインの選手で、スフィアン・ラヒミの800万ユーロ(約12.8億円)が最高額だ。現在28歳のラヒミは昨季のACLで13ゴールをマークし、得点王を記録。横浜F・マリノスとの決勝戦セカンドレグでも2得点を挙げ、チームを21年ぶりのACL優勝に導いた。 今季からはU-23サッカー日本代表としてパリオリンピックに出場していた内野貴史も、このリーグを戦うアル・ワスルへと電撃移籍。これから若い日本の才能がUAEリーグへと移籍するケースも増えていくかもしれない。
1位:サウジ・プロ・リーグ(サウジアラビア)
総市場価値:.10億2000万ユーロ(約1632億円) 総選手数:535人 市場価値最高額選手:ムサ・ディアビ(5500万ユーロ/約88億円) アジアのリーグ市場価値ランキング堂々の1位に輝いたのはサウジ・プロ・リーグだ。サウジリーグの総市場価値は10億2000万ユーロ(約1632億円)となっており、2位のUAEガルフ・リーグに圧倒的な差をつけている。 2023年冬にクリスティアーノ・ロナウドがアル・ナスルへ移籍するなど、近年サウジへ移籍する流れは加速しており、今季もジョアン・カンセロなど多くの有名選手がサウジアラビアへと渡った。市場価値が最も高い選手も、今夏アストン・ヴィラからアル・イテハドへと移籍したムサ・ディアビの5500万ユーロ(約88億円)となっている。 莫大な資金力を有しているサウジアラビアのクラブだが、特に飛びぬけているのがアル・ヒラルだ。ネイマールやセルゲイ・ミリンコヴィッチ=サヴィッチなどスター選手を擁するアル・ヒラルのクラブ市場価値は2億1953万ユーロ(約351億円)となっており、これはセリエAのラツィオとほぼ同額の金額である。 国外からなりふり構わず選手をとっているイメージのあるサウジリーグだが、外国人選手の割合は26.9%とそこまで高くない。なお、サウジ出身の中で市場価値が最も高い選手はアル・アハリ所属FWフィラース・アル=ブライカーンで600万ユーロ(約9.6億円)となっている。
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