横浜 GKポープ・ウィリアムが残留 広島からオファー舞い込むも移籍せず王座奪還目指す
横浜F・マリノスのGKポープ・ウィリアム(30)が来季も残留することが24日、分かった。複数の関係者によると、広島からオファーが舞い込んでいたが、最終的に残ることを決断したという。 米国人の父と日本人の母を持つポープは1メートル92の長身を誇り、足元の技術にも定評がある。町田から移籍した今季は25試合に出場。終盤は不調に苦しんだが、ACL決勝進出にも貢献した。来季のGK陣は38歳の飯倉大樹、日大から加入する木村凌也、古巣復帰となる朴一圭(パク・イルギュ)も含めた4人体制で王座奪還を狙う。 ◇ポープ・ウィリアム 1994年(平6)10月21日生まれ、東京都出身の30歳。下部組織で育った東京Vで14年8月にプロデビュー。その後は岐阜、川崎F、大分、岡山を渡り歩き、22年から加入した町田では昨季J2初優勝とJ1初昇格に貢献。今季から加わった横浜では今季25試合に出場。1メートル92、89キロ。