Jリーグは何位? アジアのリーグ市場価値ランキング1~10位。トップは驚異の1600億円超え
8位:ペルシアン・ガルフ・プロリーグ(イラン)
総市場価値:1億2928万ユーロ(約207億円) 総選手数:502人 最高額選手:オストン・ウルノフ(250万ユーロ/約4億円) アジアのリーグ市場価値ランキング8位はイランのペルシアン・ガルフ・プロリーグだ。同リーグの市場価値は1億2928万ユーロ(約207億円)となっている。 イラン1部リーグは外国人選手の割合がランキング中最も低く、8.8%だ。そのため外国人を獲得せずにリーグ戦を戦っているクラブも多い。その中でリーグ最多の6人の外国人選手を擁しているのはエステグラルFCで、最も市場価値が高いクラブにもなっている。その市場価値は1603万ユーロ(約25.6億円)だ。 リーグで最も市場価値が高い選手はペルセポリスのオストン・ウルノフだ。市場価値250万ユーロ(約4億円)を記録した23歳のウルノフはウズベキスタン代表にも選出されており、これから日本代表の強力なライバルとなるかもしれない。 そんなウルノフを擁するペルセポリスはディフェンディングチャンピオンとして24/25シーズンを迎えている。ペルセポリスは直近8シーズンで7度のリーグ王者に輝いており、まさに敵なしといえる。ペルセポリスの牙城を崩すクラブが現れるのか要注目だ。
7位:中国スーパーリーグ(中国)
総市場価値:1億3672万ユーロ(約219億円) 総選手数:502人 最高額選手:クリザン(450万ユーロ/約7億2000万円) アジアのリーグ市場価値ランキング7位は中国スーパーリーグとなった。同リーグの市場価値は1億3672万ユーロ(約219億円)となっている。 習近平国家主席が打ち出した中国のサッカー超大国化政策によって、中国リーグのクラブに巨額の資金が投じられた。2010年代後半に熱を帯びた中国移籍バブルで、マルコ・アルナウトビッチやフッキなど、欧州で活躍する多くの選手たちを獲得し、2020年には上海上港のクラブ市場価値が1億1035万ユーロ(約176.7億円)を記録している。 ただ、不健全なクラブ体系や新型コロナのパンデミックが影響し、リーグ全体の規模が大幅に縮小。中国リーグの名門・広州恒大も、2022年に給料未払い問題が露呈し、2部リーグへと降格してしまった。現在市場価値が最も高いクラブは上海海港で1829万ユーロ(約29.3億円)となっている。 現在リーグで最も市場価値が高い選手は山東泰山のクリザンで450万ユーロ(約7億2000万円)だ。クリザンに並び最高額となっているのが、元ブラジル代表のオスカル。チェルシーでもプレーしていた逸材は、2017年に中国リーグへと移籍し、今季で8シーズン目となる。今季もここまでリーグ戦23試合11ゴール21アシストと格の違いを見せつけている。