Jリーグは何位? アジアのリーグ市場価値ランキング1~10位。トップは驚異の1600億円超え
6位:J2リーグ(日本)
総市場価値::1億4719万ユーロ(約236億円) 総選手数:696人 最高額選手:アジズ・ヤクブ(300万ユーロ/約4億8000万円) アジアのリーグ市場価値ランキング6位はJ2リーグだ。2部リーグとしては最上位となったJ2の市場価値は1億4719万ユーロ(約236億円)となっている。 総市場価値が最も高いクラブは清水エスパルスで、1313万ユーロ(約21億円)となっている。2022年に屈辱のJ2降格を喫したエスパルスだが、さすがオリジナル10というべきか、J2クラブとは思えないほどタレントが揃っており、リーグ内市場価値ランキングの1位から4位をエスパルス所属の選手で独占している。 その中でも群を抜いて高額なのがアジズ・ヤクブだ。今夏ポルトガルのリオ・アヴェFCからエスパルスへと加入した同選手の市場価値は300万ユーロ(約4億8000万円)となっている。ヤクブは早速リーグ戦に出場しており、5試合で3ゴールを記録している。これらはすべて途中出場から挙げたゴールで、J1復帰を目指すクラブにとって大きなカンフル剤となるだろう。 近年J2リーグの市場価値は着実に上昇しており、Kリーグ1とほとんど変わらない数字を叩き出している。J2がこのまま発展を遂げJ1との差が縮まっていけば、日本サッカーはより世界に近づいていくだろう。
5位:Kリーグ1(韓国)
総市場価値:1億5447万ユーロ(約247億円) 総選手数:488人 最高額選手:ジェシー・リンガード(500万ユーロ/約8億円) アジアのリーグ市場価値ランキング5位に入ったのはKリーグ1だ。同リーグの総市場価値は1億5447万ユーロ(約247億円)となっている。 Kリーグで最も市場価値の高い選手はFCソウル所属のジェシー・リンガードだ。マンチェスター・ユナイテッドで通算232試合に出場した元イングランド代表の市場価値は500万ユーロ(約8億円)にのぼり、リーグ2位のナナ・ボアテング(170万ユーロ/約2.7億円)と圧倒的な差をつけている。 クラブの総市場価値が最も高いのは全北現代モータースの1860万ユーロ(約29.8億円)で、最下位の大邱FCと倍以上の差がある。全北現代はリーグ最多50人もの選手が在籍しているため一人当たりの市場価値はそこまで高くなく、一人当たりの市場価値は昨季Kリーグ王者の蔚山現代が最も高くなっており、平均53.6万ユーロ(約8576万円)となっている。 Kリーグは今夏、第2のソン・フンミンになれる逸材を輩出した。現在18歳のヤン・ミンヒョクはデビューシーズンの今季、江原FCでここまでリーグ戦28試合8ゴール5アシストをマーク。今夏、トッテナムへ加入することが発表された。就労ビザの関係で、トップチームデビューはまだまだ先の話になるが、Kリーグにとって明るい話題であることには変わりないだろう。