Jリーグは何位? アジアのリーグ市場価値ランキング1~10位。トップは驚異の1600億円超え
4位:J1リーグ(日本)
総市場価値:2億9193万ユーロ(約467億円) 総選手数:665人 最高額選手:川辺駿(500万ユーロ/約8億円) アジアのリーグ市場価値ランキング4位はJ1リーグとなった。日本最高峰リーグの総市場価値は2億9193万ユーロ(約467億円)となっている。 J1リーグの中で最も市場価値が高いクラブはサンフレッチェ広島だ。500万ユーロ(約8億円)現在Jリーグで最も市場価値の高い川辺駿が今夏加入したことも影響し、同クラブの市場価値は1968万ユーロ(約31.5億円)に上昇した。 ランキング4位のJ1リーグだが、上位3リーグと異なるのが、多くの選手を流出させているという点だ。今季も伊藤敦樹や平河悠など多くの選手が海外移籍を実現させている。この流れは今季に入ってより顕著になっており、先述した広島のクラブ市場価値が、昨シーズンリーグトップだった浦和レッズのクラブ市場価値(2855万ユーロ/約45.7億円)を約14億円下回っていることを考えると、リーグ全体のスケールが縮小しているという見方もできるだろう。 そんな中でもクラブ市場価値を大幅に上昇させているのがFC町田ゼルビアだ。相馬勇紀や中山雄太ら現役日本代表クラスの選手を獲得し、昨季1200万ユーロ(約19.2億円)だったクラブ市場価値は1788万ユーロ(約28.6億円)と右肩上がりに上昇している。
3位:カタール・スターズ・リーグ(カタール)
総市場価値:3億853万ユーロ(約494億円) 総選手数:351人 最高額選手:モハメド・カマラ(2000万ユーロ/約32億円) アジアのリーグ市場価値ランキング3位に入ったのはカタール・スターズ・リーグだ。同リーグの総市場価値は3億853万ユーロ(約494億円)となっている。 カタールリーグ最大の特徴はクラブ数と、外国人選手の割合だ。1部リーグの総クラブ数は12と、5位のKリーグと並んでランキング最小だが、市場価値は2倍の差がある。その理由は41.9%と異常な高さを誇る外国人選手の割合にある。 サウジリーグほどではないが、カタールリーグも積極的に欧州から選手を引き抜いており、マルコ・ヴェッラッティやルイス・アルベルトなど数多くの名選手が在籍。最も市場価値が高い選手も、今夏モナコからカタールリーグにやってきたモハメド・カマラで、同選手の市場価値は2000万ユーロ(約32億円)となっている。 日本と関係が深い選手もいる。現在2020年まで柏レイソルに在籍し、Jリーグ得点王にも輝いたマイケル・オルンガはアル・ドゥハイル移籍後2年連続リーグ得点王に輝き、Jリーグで見せていたストライカーぶりを存分に発揮している。また、昨季まではサッカー日本代表の谷口彰悟もアル・ラーヤンでプレーしていた。