中学受験を経験したママに聞いた“志望校選びのリアル”「意外と見落としがちなポイントは…」
中学受験に向けて勉強を進めている小学6年生の娘。秋は過去問演習が始まり、合格判定模試も始まり、いよいよ志望校の最終調整と併願校の絞り込みを行うことになりました。 賢い子に育てたいなら「ダイニングテーブル」で絶対にやってはいけないこと 中高6年間は、周りの友人・先生から多大な影響を受ける時期です。難関大学進学率や立派な校舎なども大事ですが、何よりも子どもに合った心地よい居場所としての志望校を選びたい!先輩ママのayakoさん、ねねさんにお話を伺ってきました。
「近いは正義」
おふたりとも口を揃えて強調されるたのは「家からの近さ」 「土曜日も含めて毎日のことなので、近いに越したことない!」「朝練のある部活で遠いと、お弁当作りも一苦労」とのこと。ドアtoドアで1時間以内が一つの目安になるようです。 また、 ・駅から歩く距離 ・バス利用が必要 ・電車の混み具合 なども負担になるようなのでよく考えたほうがいいようです。 「合格したら家族で引っ越しする」というご家庭もあります。
「子どものタイプにあってるか?」
子どもにとって充実した中高6年間になるように、その子に合った居場所かどうかは一番の肝になる部分ですよね。 ayakoさんのお子さんたちは、双子のお子さんでもそれぞれタイプの違う男子校に通われています。 ayakoさん:私の感覚ですが比較的外交的なお子さんは管理型の学校で、内向的なお子さんの方が比較的校則緩めな自由型の学校を選ぶほうがその中で自分である程度の決まりを保ちながら、積極性を少しづつ持つことができるように感じてます。 我が家の娘は、先生との距離が近くてウェットな人間関係の環境の方が力を発揮できそうかな~?と思っているので、どちらかといえば「管理型」が合ってそうなのかな?と思っています。 親と子どもとでは気になる点が違うことも。その話は次回で!
【Profile】えり先生
小6女子、小3男子の2児の母。神戸大学卒業後、2008年リクルート入社。当時まだ珍しかった育休後のフルタイム復帰、リモートワークのフィジビリにも参加。仕事と家事育児の両立の途を率先垂範する。2018年同社退社後、日本モンテッソーリ教育綜合研究所にてモンテッソーリ教師の資格を取得。2020年モンテッソーリ教具の定期レンタルおよびオンラインサポートサービス「ビブリオテーカ」を開業、累計100家庭以上にサービスを提供。小6の娘が都内で中学受験予定。 Instagram:@tokyo_montessori_at_home 【Profile】ayakoさん 中1双子の男子ママ。息子たちの中学受験での頑張りに触発され、大学に再度入学。中学、高校の英語教員免許を持ちながら、さらに大学三年生として心理学を学ぶリカレントママ。中学受験に対するママたちの悩みや不安を軽くする情報を発信中。Instagram:@ayaya315 【Profile】ねねさん 高校生、大学生の3人のママ。学生時代の塾講師と家庭教師の経験から教育に興味を持つ。その後、子ども3人の中学受験の経験をインスタグラムにて発信、年間500件のお悩みに回答。慶應義塾大学文学部、教育学専攻。現在は家庭教師として活動するかたわら、中学受験ママのためのコミュニティを運営。 Instagram:@nene_juken_
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