【有馬記念・生情報】ダノンデサイルは輸送も問題なくクリア 担当厩務員は24年ぶりのVへ平常心
[GⅠ有馬記念=2024年12月22日(日曜)3歳上、中山競馬場・芝内2500メートル] 前日発売で2番人気に推されている今年のダービー馬ダノンデサイル(牡3・安田)は、21日午後3時20分、中山競馬場へ到着した。 京成杯(1着)、皐月賞(競走除外)に続く3度目の中山遠征。「今回は輸送もスムーズでした。もともと輸送は気になる馬ではないし、(到着後も)落ち着いている感じ。前走(菊花賞6着)はかわいそうな競馬になったけど、ここまで順調にこれたのは何より」と原口厩務員は〝不安なし〟といった口ぶりだ。 同厩務員はかつて在籍した岩元厩舎で、GⅠ7勝馬テイエムオペラオーを担当。有馬記念はそのテイエムオペラオー(1999年3着→2000年1着→01年5着)以来の出走となる。「その年(年間無敗の00年)は勝ったけど、(前後の年は)負けたりもしたからね」と振り返りつつ、古馬との初対戦に臨むダノンについては「不安なところもあれば期待もあります。まずは無事に走ってくれれば」。グランプリの酸いも甘いもかみ分けたベテランらしく、平常心で大一番に臨む。
東スポ競馬編集部