元スペイン代表マタ、2025年MLS新規参入サンディエゴFCの共同オーナーに。現役選手では史上初
元スペイン代表MFフアン・マタは、メジャーリーグ・サッカー(MLS)に新規参入するサンディエゴFCの共同オーナーになった。 スペイン代表として2010年ワールドカップ制覇や2012年EURO制覇などを成し遂げ、マンチェスター・ユナイテッドやチェルシーといったビッグクラブで活躍したマタ。2023年にはヴィッセル神戸に加入し、わずか1試合の出場にとどまった同選手は、現在オーストラリアのウェスタン・シドニー・ワンダラーズでプレーしている。 そんなマタはこの度、2025シーズンからMLSに新規参入するサンディエゴFCのオーナーシップグループの一員になることが決定。なお、同クラブによると、現役選手がMLSクラブの所有権を取得したのは史上初のことであり、外国人サッカー選手がMLSのオーナーシップに加わることはデイヴィッド・ベッカム氏に続く2人目になるようだ。 マタはサンディエゴFCのオーナーシップグループに加入したことについて「パートナーとしてサンディエゴFCに加わったことはこの街や驚くべき成長を経験しているリーグで真に特別なものを築き上げるのを助けられるエキサイティングなチャンスだ。僕の経験やサッカーへの情熱で貢献し、ここでみんなと働くことを楽しみにしている」と喜びを語った。 また、ムハンマド・マンスール会長は、マタについて「フアンはRight to Dreamの積極的かつ長期的なサポーターであり、サッカーを使って長期的な社会的影響と変化をもたらしたいという私たちの価値観に共感した。ワールドカップ、EURO、UEFAチャンピオンズリーグなど多くのタイトルを獲得し、同世代で最も成功した選手の1人である彼は連続的な勝者であり、サンディエゴで私たちは長期的な勝利のためのチーム作りに全力を注ぐ」とコメントした。