夏の本番を前に東山高校を訪問…チーム力アップに手ごたえを感じ、目指すスタイルが明確に
スリーポイントを武器にインターハイの舞台に初登場
全国中学校大会やジュニアウインターカップでチームを優勝に導いたスーパールーキーも入学当時は“高校バスケの壁”に苦しんだようだ。中学時代は体格の部分で負けることはなかったが、4月にももかんを食らって思いどおりにプレーができなかったという。 「中学まではい動けなくなることはなかったのですが、高校では相手も大きくて。大事な大会を前に思いどおりにプレーができず、チームに迷惑をかけました」と肩をすぼめた。 しかし、高校のバスケに順応するには時間はかからなかった。さすがにインターハイ予選ではプレッシャーのためか精細を欠く部分もあったが、近畿大会では持ち前の思い切りの良さが復活。少なからずチームの勝利に貢献した。 「今はスリーポイントが僕も武器です。琉久さんや凪さんがドライブしてからキックアウトでいいパスがもらえるんで、それをキャッチ&シュートで決めることが自分の仕事ですし、そして武器だと思っています」 夏の本番の前でさらに成長したプレーを見せてくれそうだ。
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