大会最年長66歳がコンテスト準グランプリ 週3~4日のジム通いは欠かさない健康ボディ
9月1日(日)、茨城・つくば国際会議場で開催された、”健康美”をコンセプトにした人気ボディコンテスト『BEST BODY JAPAN(ベストボディ・ジャパン=以下べスボ)2024茨城・水戸大会』のプラチナクラス(60歳~年齢無制限)に出場した日向治美(ひなた・はるみ/66)さんは、今大会の最年長ながら、年齢を感じさせない美しさで見事準グランプリに輝いた。 【写真】大会最年長66歳・日向治美さんの健康ボディ
「何事も迷ったら絶対にやってください!私はこのコンテストがあるおかげで日々の生活にもメリハリがついています。トレーニングは日常、コンテストは非日常としての刺激があって、毎日が本当に楽しいです」 50歳を越えたあたりから体調の変化を感じていた日向さん。降圧剤なども処方され、いよいよ運動をしないといけないと思い、ランニングなどの有酸素運動からスタート。 しかし、思うような結果が得られずに思い悩んでいたところ、筋トレで痩せることができると知り、自分の中の常識が覆されたという。 「ダイエット=有酸素運動という固定概念があったので、筋トレで痩せるなんて無理だろうと、半信半疑で2~3年悩んでいたのですが、58歳のときに思い切ってライザップに入会しました。 今考えればすぐに始めるべきだったと反省しているくらい、やって良かったと思っています」 筋トレを始めて2年ほどで体調も安定し、降圧剤などの投薬治療も終了できた。還暦過ぎから歩み始めた日なたの道は、まだまだ止まることを知らない。 10カ月で約20kgのダイエットに成功し、ライザップの大会で優勝。そこから運動を続けていることで、他の大会への出場意欲が湧き、ベスボに挑戦。 「ベスボは今年で6年目になります。毎年まず地方大会にエントリーすることを目標に日々のトレーニングに励んでいますが、立って歩ける限り出場し続けたいです。今年はまだ一緒のステージに立っていませんが、私よりも先輩選手もいらっしゃるので、まだまだ私も頑張ります」 2年前に腰の怪我をしてから、トレーニングは有酸素とストレッチメインに変更。週3~4日のジム通いは欠かさないものの、決して無理をせずに自分との体調と向き合いながら丁寧に調整。 「今年は怪我をする前の自分に戻るためにも、一昨年出ていた大会をおさらいするように出場しています。9月末の前橋大会、10月の首都圏大会、そして11月には日本大会が控えています」 迷って一歩踏み出せなかったあの日の自分に今の姿を見せたい、と笑顔で話してくれた日向さんの明るい人生が、これからどんな色に輝いていくのか。
年齢を超越した輝かしい姿がこれからもステージ上で見れると思うと楽しみで仕方ない。
取材:林健太 撮影:舟橋賢