このまま“出番なし”に…?巨人、今季1軍出場ゼロの選手(3)ジャイアンツ以外なら「1軍戦力」か
シーズン最終盤を迎えている2024年のプロ野球。今シーズンも主力の故障や不調など、様々な要因で選手の入れ替えが行われ、多くの選手が一軍の舞台を経験している。一方で、開幕から二軍暮らしが続き、一軍未出場の選手も少なくない。ここでは、ここまで一軍出場がない読売ジャイアンツの選手を紹介したい。(※今季成績は9月16日時点)
菊地大稀
・投打:右投左打 ・身長/体重:186cm/89kg ・生年月日:1999年6月2日 ・経歴:佐渡高 - 桐蔭横浜大 ・ドラフト:2021年育成選手ドラフト6位 二軍で圧巻の投球を見せながらも、ここまで一軍登板がないのが菊地大稀だ。 桐蔭横浜大から2021年育成選手ドラフト6位で読売ジャイアンツに入団。ルーキーイヤーの4月に早くも支配下契約を勝ち取り、一軍デビューを飾った。 同年は防御率5.60と振るわなかったが、救援を中心に16試合に登板した。 プロ2年目の昨季は、シーズン途中からセットアッパーの役割を担い、最終的に50試合の登板で4勝4敗11ホールド、防御率3.40、奪三振率10.38の好成績をマーク。 今季はさらなる飛躍が期待されたが、開幕からファームが主戦場に。それでも、二軍では33試合に登板し4勝2敗、防御率1.13、奪三振率11.81と申し分ない成績を残している。 突出した奪三振能力を持っているだけに、このまま安定感を維持し、一軍昇格を勝ち取りたい。
ベースボールチャンネル編集部