大阪市・松井市長が定例会見10月1日(全文4完)自民党新執行部は丸くまとまったイメージ
自民党とどう対峙していきたいか
NHK:NHKの西澤です。自民党の役員人事の顔ぶれについてなんですけれども、非常に丸くまとまったイメージだということなんですけれども、今後、あらためてになりますけれども、どのように対峙していきたいかというところをあらためて教えてください。 松井:これはこれまでも同じです。是々非々で対峙をしていきます。これまでも、それは人のつながりとしては人間関係、ありましたよ。菅総理とも。あったけど。やっぱり、僕はお願いして、全部が全部できているわけじゃないんでね。やっぱりこれはわれわれ野党という立場もあるから。でも、何度も言うように中央政府なんだから、大阪が良くなることで日本は良くなってきたんだから。大阪が手を挙げることで、これは万博というイベントをやる。あれもそれはわれわれが国に手を挙げてもらったわけだから。だから国がやりたいといっても、手を挙げる自治体がなければできないわけだし。それはお互いの利益は一致したところで、大阪が良くなることで国が良くなるという、そういうお互いのメリット、それが全て国民のメリットになるわけですから、そういうところで協力主義だと、これは中央政府と地方政府を預かる政治家としては当然のことだと思っています。
野党に甘利氏の疑惑追及の動きもあるが
NHK:あとすいません、新幹事長の甘利さんについてなんですけれども、立憲民主党など野党も調査チームを設けて、かつて司法で判断は1回示されてはいますが、政治と金の疑惑について追及しようという動きもあります。市民からも当然、説明責任を求める声っていうのは上がってくる可能性はあると思うんですけれども、これについてはどのようにお考えでしょうか。 松井:いや、だから、それは議会の議員の調査権限と、司法の調査、捜査権限。どちらのほうがこれは重たいのかなと。司法で答え出たものを、スキャンダルをまた蒸し返して、そういう印象操作するだけじゃない。甘利さんの。甘利さんはもうはっきりと、秘書がお金もらったの分かってるんだから。でもうこれはでも、司法が捜査をした結果が出ているわけですから。また民主党の得意のスキャンダル国会をやるつもりかなと。そんなことを僕は、国民の皆さん、望んでるのかなと思います。 もっと日々の、これから国民の皆さんの生活がどういう形になっていくのかと。われわれは持続可能な日本をつくっていくっていうのが今回の公約ですけど、持続可能な日本をつくろうと思えば社会保障を見直さんと、誰しもが分かっているはずなんです。昭和の時代につくった、例えば一番分かりやすいのは年金制度ですけど、これ、今の賦課方式で給付される側は、どんどん長寿命化で増えていく。誰しもがそこへいくわけで。で、それを支える側の現役層は減っていくわけだから、成り立つわけがありません。こんなの。 もうそれをどういうふうに安心した社会保障制度に変えていくかということを具体的に示して、持続可能な日本をつくるための改革プランというものをお示ししていきたいと思います。もうスキャンダル、これは司法で判断出てない場合なら国会で調査権限持ってっていうのは分かるけど、司法は判断して、捜査してるんだから、そっちは。民主党らしい、そういう、なんて言うかな、パフォーマンスだなと。スキャンダルパフォーマンスだなと思います。 読売テレビ:ほか、いらっしゃいますでしょうか。中日新聞さん。