バウアーのNPB復帰あるのか 戻るなら本命は古巣DeNA、FAの動向次第で“他球団”動く可能性も
「複数球団が獲得に動けばバウアーにとって最高の売り手市場になる。昨年のDeNAとは付帯条件を付け1年300万ドル(当時約4億円)で契約したが、それを大きく上回る条件を引き出せる。3年20億円超えの高額契約になる可能性もある」(スポーツマネージメント会社関係者) サイ・ヤング賞を獲得した2020年オフにドジャースと結んだ3年契約では、2021年の年俸は2800万ドル(約42億円)。当時に比べれば格安感は否めないが、それでもMLB以外でこれほどの好条件を提示できるリーグはないだろう。 「頭の良い選手なのでMLB復帰は絶望的だとわかっているはず。来年1月で34歳になることを踏まえても、今後を考え少しでも良い条件で契約を結びたい。交渉は長引くことも予想され、DeNA時代同様に開幕直前まで所属先が決まらないとも考えられる」(スポーツマネージメント会社関係者) 日本シリーズが開催された横浜スタジアムでは、いまだに背番号「96」のバウアーのユニホームを着たファンも目についた。DeNA復帰が最善のシナリオなのは間違いないが、そこにはビジネス等も複雑に絡んでくる。 一大旋風の余韻もまだ残る中、またしても日本球界に大きな話題を提供しようとしている。今オフもバウアーの去就からは目が離せそうもない。来季はどこのユニホームを着ているのだろうか……。
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