薄型ウォッチのパイオニア、ピアジェの技術とエレガンスを知る3本
大胆さとエレガンスはさらに輝きを増していく
昨年ブランド創業150周年を記念して発表された2本の復刻は、あらためてピアジェの革新的なクリエイティビティを明らかにした。「ピアジェ ポロ 79」と「アンディ・ウォーホル ウォッチ」だ。それらはラグジュアリーとアートという異なる独創的なスタイルを打ち出し、まさにブランドを象徴するアーカイブだ。伝統的なスイス高級時計でも常識を覆し、慣例を取り崩してきた大胆さとエレガンスは現代においてさらに輝きを増すのだ。 ピアジェは、マニュファクチュールとハイジュエラーというふたつの原動力を持ち、その相乗効果が独自の美学を比類なきオリジナリティへと昇華する。気品あふれる不変の価値は、極薄の心地よさや美しい貴石と同様、時代を超越するのである。 柴田 充(時計ジャーナリスト) 1962年、東京都生まれ。自動車メーカー広告制作会社でコピーライターを経て、フリーランスに。時計、ファッション、クルマ、デザインなどのジャンルを中心に、現在は広告制作や編集ほか、時計専門誌やメンズライフスタイル誌、デジタルマガジンなどで執筆中。 ピアジェ コンタクトセンター TEL:0120-73-1874
文:柴田充 イラスト:コサカダイキ