レオパレス会見、社長が辞任(全文3)7万室の募集を停止中
募集再開できていない物件の数は?
読売新聞:あとまた、すいません、それ分かればでいいんで、あとでまた教えていただきたいんですが、さっきおっしゃっていた募集を止めているシリーズで7万戸あるというふうにおっしゃっていたのは、これは決算概要の資料の中の6ページのところに募集再開2万2000戸って書いてあると思うんですけど、再開したのが2万2000で、7万っていうのは、すいません、このほかに止まってるのが7万あるっていうことなんですか。 宮尾:止まってるというか空室になってるのが7万室あるということですね。 読売新聞:空室が7万あって、そのうち2万2000が募集してる。 宮尾:募集再開をして。 深山:空室は、この件で募集できなくなったものっていうのは9万4000~5000室ぐらいあるんですね。その中で募集を再開するための、物件に問題がないものをチェックして再開したものと、または調査して補修工事を終えて、行政庁と、もうこれでいいという、そういうものの、その9万数千室の中で募集が再開できたものが2万2000。ですから7万室はまだ募集再開できないでいるという状況です。 読売新聞:これ、実際に補修が完了したり調査が終わったりしないと募集再開ができないっていうことになると思うんですけど、改修工事が終わるのは優先シリーズの場合、国交省のほうからはたぶん優先シリーズに関しては夏までに、その他シリーズについては10月までにというふうに言われているんですけど、それぞれまだ全然、補修の数、進んでないと思うんですが、それって実際にそれぞれの目標までにできるめどっていうのは立っているんですか。 宮尾:それに向けて全力を挙げて邁進してまいります。 読売新聞:全力を向けるのは分かるんですけど。 深山:具体的に言いますと、それをやるための調査と、それから是正工事の部隊等っちゅうのも全て調えてあります。今、進んでない理由としましては、それぞれのシリーズの是正箇所っていうのを特定して、その是正をどういう方法でやっていくのかということを特定行政庁と1つ1つ打ち合わせをしてるんですね。そこで特定行政庁の判断というのが、各特定行政庁によって判断がまちまちなんで、それを1個ずつ今、進めてるとこなんです。ですからそれが完了すれば一気に是正工事が始まりますんで。だから体制としては全て調えてある、そういう意味でございます。 読売新聞:だから間に合うということですか。 深山:そうです。 読売新聞:分かりました。ありがとうございます。 宮尾:先ほどご質問にございました過去の最大の損失でございますが、2010年3月期でございますが、790億円の最終損失を計上しております。 読売新聞:今回が2番目? 宮尾:はい。さようです。