後楽園ホールは今大会が最後となった来栖うさこ（右）

　2024年12月1日(日)東京・後楽園ホールで開催された『MAROOMS presents KNOCK OUT 2024 vol.6』の大会終了後、KNOCK OUTのラウンドガールユニット「KNOCK OUTガールズ」のリーダー格である来栖うさこが自身のSNSを更新。年内でKNOCK OUTガールズを卒業することを発表した。 【写真】来栖がSNSにアップした初代KNOCK OUTガールズ 　来栖は“齧り付きたいお尻”というなんとも変わったキャッチフレーズを持ち、トレードマークは競泳水着で“令和の競泳水着天使”の異名も持つ。Instagramのフォロワーは41万人、YouTubeは20.3万人の人気者だ。特技はポーカーで2024年9月27日に台湾で開催された、アジア最大のポーカー大会『Asian Poker TourのWomen'sEvent』で優勝するなど幅広い活躍をしている。 　KNOCK OUTガールズは初代から務め、2021年から4年間リングに華を添え選手と共にKNOCK OUTのリングを盛り上げてきた。 　来栖は「2021年からの4年間、沢山ありがとうございました。素敵なメンバーも増え"そろそろかなあ？"と考えていました。初めてのラウンドガールでしたが、格闘技が更に大好きになった4年間でした。来年からは1人のファンとして会場に足を運びます」と卒業発表。 「個人的にknockoutのラウンドガール卒業前に、同郷同い年という縁もある"大谷翔司選手"がアツいとても良い試合をして、チャンピオンになった瞬間を見届けることが出来たことも、とても嬉しかったです。本当におめでとうございます！」と、この日、第3代KNOCK OUT-BLACKライト級王座決定戦でセーンダオレック・Y’ZDジム（タイ/Y`ZD GYM）を2R1分47秒、TKOで破り新王座に就いた大谷翔司（スクランブル渋谷）を祝福。メッセージを送ると、大谷も「来栖さん、ありがとうございます！ 同郷のKNOCK OUTガール卒業は寂しい気持ちですが、同じ舞台に立てて嬉しかったです。特にMAROOMSバランスボールチェアの件は最高の思い出となりました笑」と返信した。 「バランスボールチェアの件」とは、KNOCK OUTでは勝利するとMAROOMSバランスボールチェアに座っての記念撮影があるのだが、大谷がKO勝ちしてチェアに座り、一度立ち上がったところで来栖が片づけようとして持ち上げたところ、大谷がもう一度座ろうとしてずっこけたという珍事件のこと。 　また、来栖は「新生knockoutになってすぐはコロナ禍で、観客もガールズもマスクをしていて、声出しもNG、拍手での応援に、座席も1席空けて座る状態もあって満席状態にはならず。コロナ禍が明けてknockoutも盛り上がってきて、客席から大きい声援が聞こえた時、リングから満席の会場を見る度に本当に嬉しかったなあ」と思い出を綴った。 　来栖は12月30日(月)神奈川・横浜武道館で開催される『K.O CLIMAX 2024』にて、ラウンドガールとして最後のリングに立つ。