三代目JSB岩田剛典「一つひとつの輪が広がることで、より良い社会に…」SDGsの目標17『パートナーシップで目標を達成しよう』に注目!
三代目 J SOUL BROTHERS from EXILE TRIBEの岩田剛典がパーソナリティをつとめるTOKYO FMのラジオ番組「岩田剛典 サステナ*デイズ supported by 日本製紙クレシア」(毎週土曜8:00~8:25)。“子どものあした、大人のきょう”をテーマに、未来に向けて“夢のあるバトン”となるSDGsアクションやエンタテイメントを紹介していきます。 「Focus on SDGs」のコーナーでは、未来につながるさまざまなSDGsアクションに注目! 今回の放送では、「SDGs 目標17 パートナーシップで目標を達成しよう」に注目。SDGsライターの伊藤緑さんから、パートナーシップについての解説と、その実現に向けた取り組みについて伺いました。
◆SDGs目標におけるパートナーシップとは?
SDGs17でうたわれているパートナーシップは、1~16までの目標の達成を含め、サステナブルであるために取り組むべきことに、国家間や国と企業などの民間が協力しあっていく意味を指します。そのために、資金・技術・貿易などにわけて SDGs17のなかにターゲットが設けられています。 一方で、国家間や国と企業などの民間と聞くと、「どこか遠いところで誰かがやってくれること」と考えてしまいがち。しかしながら、1~16までの目標達成への取り組みは、かみ砕いていくと、私たち一人ひとりが取り組むことから始まります。 世界のことだけでなく、日本国内で、国と民間が協力できるパートナーシップが必要な場面がたくさんあります。その1つが地域創生です。地域創生は、地域での経済活動・社会活動・文化活動を活発化していくことです。 「消滅可能性自治体」が2024年4月に発表され、その数は744となりました。この数字のなかには、観光地として有名な函館市(北海道)や箱根町(神奈川県)、熱海市(静岡県)が含まれています。 消滅可能性自治体とは、2050年までの30年間で20歳~39歳の若年女性人口の減少率が50%を超えると予想される自治体のこと。 伊藤さんは「地域での経済活動や社会活動、文化活動を活発にしていくためには、自治体の力でだけでは難しいのではないかと思っています」と話します。地域創生には、自治体や民間だけでなく、学校も巻き込んで若い世代と一緒に考え、取り組むことが重要です。