三代目JSB岩田剛典「一つひとつの輪が広がることで、より良い社会に…」SDGsの目標17『パートナーシップで目標を達成しよう』に注目!
◆目的達成のためにみんなが力を合わせる活動に参加してみよう
パートナーシップを実現するために、具体的にどんなことができるのでしょうか。伊藤さんは自身の体験を踏まえて話してくれました。 現在、都内と故郷の愛知県一宮市で2拠点生活を送る伊藤さんは、パートナーシップ実現に向けた取り組みとして、一宮市でおこなわれているイベント「まちなかを考えるシンポジウム」を挙げます。 このシンポジウムでは、毎回市民から参加者を募り、約100名がディスカッションをおこないます。シンポジウムに参加することで、普段の生活では、なかなか出会うことのできない人たちと接点を持つこともできます。 また、立場の違う人の話を聞くことで、地域の“今”の状態がわかります。伊藤さんは「同じ町に住んでいても、立場の違う人が話し合って、パートナーシップを取ることで、前へ進むこともあるんだと思っています」と力を込めます。 「地方創生SDGs宣言・登録・認証等制度」を構築している自治体は、2024年3月31日時点で101 あります。この制度では、SDGsのゴール達成につながる取り組みを自治体内でおこなっている企業や団体、個人などに登録や認証を実施します。 伊藤さんは「地域創生は地域それぞれで取り組みが始まっています。ご自身が住んでいる自治体で、どんなことがおこなわれているか調べてみるのもいいのではないでしょうか」と話しました。 1人では難しいけれど、力を合わせればできること。それぞれが得意なことをして、目標を達成することもパートナーシップです。つまり、家族や友人、同僚などとのあいだにもパートナーシップはあります。仕事以外のコミュニティに参加して目的を達成するために力を合わせることも、家庭や仕事以外の場所でのパートナーシップです。 最近では、職場・学校や、自宅以外の心地よい場所に対して「サードプレイス」という言葉が使われています。副業やボランティア、趣味など、自分の新たな役割や在り方を見つけ、誰かと力を合わせて目標達成することは、いろいろな人との縁がつながるきっかけとなります。 岩田は「一つひとつの輪が広がっていくことによって、より良い社会につながっていくのではないかと思います」とコメントしました。 (TOKYO FM「岩田剛典 サステナ*デイズ supported by 日本製紙クレシア」放送より)