もう少しお金を入れてくれないか…年金月16万円〈78歳母〉が実家暮らしの〈52歳長男〉に直談判。月収50万円だが「月1万円すら限界」の衝撃回答、まさかの理由に唖然
大手勤務の長男「家に1万円入れるのも精一杯」の理由
大手メーカー勤務の大輔さん、給与は月収で50万円ほどだと純子さん。 厚生労働省『令和5年賃金構造基本統計調査』によると、大手メーカー(従業員1,000人以上・製造業)勤務のサラリーマン(平均年齢42.1歳)の平均月収は40.1万円、賞与も含めた年収で739.5万円。50代前半だと、平均月収は49.5万円、年収で909.8万円です。大輔さん、平均値と比べても、遜色のない給与を得ているようです。 【年齢別・大手メーカー勤務のサラリーマンの平均給与】 20~24歳:22.7万円/407.0万円 25~29歳:27.5万円/511.7万円 30~34歳:32.1万円/611.6万円 35~39歳:38.1万円/714.2万円 40~44歳:42.5万円/789.8万円 45~49歳:45.6万円/841.7万円 50~54歳:49.5万円/909.8万円 55~59歳:51.4万円/935.1万円 60~64歳:42.5万円/766.5万円 65~69歳:33.0万円/529.7万円 ※数値左より平均月収/平均年収 50代は、どの業種でもサラリーマン人生、給与が最高到達点に達するとき。しかも大輔さんは独身なので、子どもの教育費もかかりません。もちろん実家暮らしだから、住宅ローンの返済ももちろんなし。そのような立場でありながら月1万円しか入れないのは、「甘え過ぎ」と批判されても仕方がないかもしれません。 純子さんも、ほかの子どもたちに促されたこともあり、「確かに、月1万円だと社会人としてのけじめがつかない」と考えを改め、大輔さんに直談判することに。 ――大輔、もう少しお金を入れてくれない? 母からの申し出に長男・大輔さん、意外な反応が返ってきたといいます。 ――1万円だって限界 思わず、耳を疑う回答。月収50万円、手取りにしたら40万円を下回るくらいでしょうか。それでも残りのお金をどこに使っているというのでしょうか。ストレートに疑問を口にしたら、「そんなこと、母さんにいわれる筋合いはない」と逆ギレ。そのまま何もいえなくなったといいます。 一連のやりとりを、次男や長女にも話したところ、大輔さんに関して新たな情報が。どうも女性の影があるというのです。その女性は夜の店で知り合ったらしく、どうもその家族を養っているらしいというのです。恋愛経験に乏しい大輔さん、今回も女性にいいように使われているのではないか……次男や長女の見立てです。 ――騙されているということ? ――そこまではわからないけど。いい大人なんだから、どうお金を使おうと勝手だけど、借金だけはしないように注意して と次男や長女。また万一、相続という話になった場合、その女性に遺産がいかないよう、いまのうちに対策はしておいたほうがいいとも。 ――なんともいえない展開になってきました…… 急に気が重くなってきたと純子さん。ただ大輔さんのためにも、もう少し探ろうと思っているといいます。 [参考資料] 総務省『令和2年国勢調査』 厚生労働省『令和5年賃金構造基本統計調査』
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