ライジングゼファーフクオカ谷口光貴選手&加藤寿一選手インタビュー<地域と共に創る未来>【バスケ】
――幅を広げるアイディアもありますか? 谷口)活動を知っていただいた企業さんで、ワンちゃんの服などを作っている会社があり、オリジナルグッズを作って、売上の一部を寄付するという話をしています。また、動物愛護センターへの訪問回数を増やしたり、イベントに顔を出したりすることもできたらいいなと考えているところです。 ――何かをやりたいけれど形にできていないという選手たちに、アドバイスを送るとしたらどんな言葉になりますか? 谷口)僕は犬が好きでそういう活動に目を向けた経緯があり、 やはり好きなことから考えることをスタートしてもいいかなと思っています。全部がバスケに繋がることでなくても趣味や好きなことでも問題になっていることがたくさんあると思うので、そこに気付ければアクションを起こせると思います。好きなことをより深掘りすること。それがすごく大切かなと思います。
――ホームタウン活動ということでは、どんな活動を行ってきましたか? 谷口)「3Pシュート ワクチンショット」以外ですと、海岸のゴミ拾い活動があります。かなりゴミが流れ着いていて、生態系にも影響を及ぼしてしまいます。ライジングゼファーとしてもそうですし、僕自身も気にして活動しています。
――活動の中で、地域との結びつきが強くなった体感はありますか? 谷口)クラブとしては多くの市や町とフレンドリータウン協定を結んでいるのですが、それは地域の活動を受け入れてもらえている証しなのではないかと感じています。個人的にも動物愛護センターの方など地域の方と直接会う機会が増え、より深くいい関係を築けていると思います。継続して、深く関わっていけたらと思っています。 プロ選手として活動する上で、現役が一番影響力を持っていると思います。地域の課題やいろいろな社会問題に僕たちが目を向けることで、よりたくさんの人に知ってもらう機会になります。他の選手とも一緒に活動する機会が増えていますが、自分がより主体的に考えて活動に移すことが重要です。今後も地域のために、いろいろなことをやっていきたいです。