【OURHOME Emiさん家族の防災アイデア】日常に取り入れている3つの備え+αの工夫とは?
飲食、トイレ、家族の安否確認… 今、見直したい家族を守る3大防災
地震や火災や水害…災害は、いつどこで起きても不思議ではないこと。いざというとき、自分と家族を守るにはどうすればいいのでしょうか。 そこで、暮らしのプロ・OURHOME Emiさんに〝日常の延長線上にある工夫〞を聞きました!
実践編:暮らしのプロの3大防災どうしてる?
被災経験を通して防災への意識が変わったという、OURHOME Emiさん。日常に取り入れている3つの備え+αの工夫について教えていただきました。
教えてくれたのは?
●Emiさん OURHOME主宰 「家族の〝ちょうどいい〞暮らし」をコンセプトに、情報発信やオリジナル商品の販売を行う。VoicyやYouTube、本誌連載『毎日が気持ちいい暮らしの仕組み』も大好評。
愛用品を多めに買ったり、使い回したり。負担なく、安心できる方法を続けています
’95年の阪神・淡路大震災で被災。避難所生活を経験したEmiさん。 当時は中学生でしたが、その凄まじい出来事は強く心に残っていて。特に子どもができてからは、どこかで防災について考えながら暮らしてきた気がします。 といっても、私がしているのは日常生活の中でできることばかり。普段から使っているものを必要量の倍ストックしたり、防災専用のものは持たず、家にあるもので代用する方法を考えたり。これなら、精神的にも経済的にも負担じゃない。少し場所はとるけれど、大きな安心が手に入ると思うんですよね。 近年は、OURHOMEとしても防災を意識するように。毎年1月に避難訓練をするほか、年に数回はSNSやVoicyを通して防災関連の情報をシェア。最近は台風による停電なども増えているので、私たち自身も、こうして得た経験や知識に助けられています──OURHOME Emiさん
太陽光で充電できてぺたんこに折りたためる!
ソーラー充電式の軽量ランタン。 「折りたためて、収納も持ち運びもラク。間接照明代わりにも!」(OURHOME Emiさん)
▶家族を守る3大防災
BOUSAI①:【飲食の日常備蓄】 普段、飲食するものを多めにストック
玄関のオープン棚には、箱買いしたペットボトルの水と野菜ジュースを停電時でも取り出しやすく収納。 「水は、普段は水道水を浄化したものを飲むのですが、マンションの断水時や家族の体調不良時にはこれを活用。野菜ジュースは毎日飲んでいるもの。多めにストックし、なくなる前に買い足しています」(OURHOME Emiさん) ▶ふるさと納税で保存できる食材を