女子ゴルフ 宮里藍選手引退会見(全文1)モチベーション維持が難しくなった
女子ゴルフの元世界ランキング1位で、米ツアー9度の優勝を誇る宮里藍選手(31)が今季限りで現役を引退することを表明し、29日に都内で会見を開いた。 【全編動画】女子ゴルフ・宮里藍選手が今季で現役引退 会見で心境語る 引退を決断したのは昨年の夏だといい「モチベーションを維持するのが難しくなったのが一番の理由」と語った。約15年のゴルフ人生については「ゴルフを通じて色んな人と知り合い、つながれて感謝の気持ちでいっぱい」と振り返った。 宮里選手は沖縄県出身。2003年9月、高校3年生で出場したミヤギテレビ杯ダンロップ女子でアマチュアながら優勝を飾り、その年の10月にプロに転向した。04年には5勝、06年には6勝を挙げ、06年からは米女子ツアーに本格参戦。2010年には5勝を挙げ、一時世界ランキング1位にも輝いた。日米通算では国内ツアー15勝、米ツアーは9勝の計24勝。
宮里プロからのあいさつ
司会:皆さま、本日はお忙しい中、お集まりをいただきまして誠にありがとうございます。時間になりましたので、これより宮里藍、引退表明会見を始めさせていただきます。私は司会の米倉志保と申します。よろしくお願いいたします。ステージ、右手より宮里プロにご入場いただきます。ご準備はよろしいでしょうか。それでは宮里藍プロの入場です。 まず初めに、宮里プロより皆さまにごあいさつをお願いいたします。着席のまま失礼いたします。 宮里:はい。すいません。皆さま、お忙しい中、この場にお集まりいただき、本当にありがとうございます。この2日間、引退を表明してから、自分が思っているよりも本当にたくさんの方から反響がありまして、私自身ちょっと驚いているのが現状なんですけれども、昨年の夏ごろに今年いっぱいで現役の選手を引退するという決意を決めました。まだ今シーズンいっぱいという形ですので、残りのシーズンがあるんですけれども、本日はこのような形を取らせて、一言、皆さまにごあいさつしたいなと思って、この場にいます。できる限り、時間の許す限り、頑張って話していきたいと思いますので、よろしくお願いします。 司会:それではこれより代表質問に移らさせていただきますが、まず初めに運動記者クラブの幹事社、テレビ、新聞、それぞれより代表質問をいただきます。そのあと挙手にて、メディア、各社さまよりご質問をいただきたいと思います。まずはテレビを代表しまして、フジテレビさんよりお願いいたします。