大阪維新の会・吉村新代表らが会見(全文2)都構想は手段であり目的ではない
都構想じゃない手段でどう目的を達成するか
ですので、それについてはこの府市一体が、府市一体で実行する組織、統治機構を目指していくということは今も変わらないです。目的は都構想があるときだってワン大阪、そして副首都を目指すというのが目的だったわけですから、その目的がぶれてるわけじゃありません。手段が都構想が、これはなくなった。じゃあ都構想じゃない手段でこの目的を達成できる統治機構はなんなんだろうかというのは、これから追求をしていきたいと思います。 そのうちの1つがこの府市、広域一元化条例というのは、今まさに検討途上ですけども、それも1つの方法だし、それ以外の方法というのもこれから新しい執行部の中で議論する中で出てくるかも分からない。そういったことを追求をしていきたいと。ただ、目的自体は変わってないわけですから、その目的、いわゆる山の頂上というか、そこの登り方が都構想じゃなくなった、別の登り方がないかということを、今は道はないんですけども、目指すべき頂上は一緒なので、まさに僕は大阪の副首都、そして、大阪がこの東の東京に対して西の大阪といわれるような大都市、もし、東京に何か問題があったときはバックアップするような、そういった成長する大阪というのをぜひ実現していきたいと思います。 それから、今、僕が仕掛り中のやつもありますんでね。知事としてこれまでやってきたさっきの万博であったり、いろんなうめきたであったり、府市一体の成長戦略もやってきてますから、そういったことは、今までの路線はきちんとこれは実行していく。都構想だけやってきたわけじゃ、われわれありませんから、そういった部分については、この大阪の政治の責任を果たすということは引き続きやっていこうと思っています。これが維新の会の命題です。ただ、手段が否決になって崩れたけども、もう新たな手段がないかということは常に模索し続けたいと思います。
党をどう取り仕切っていくのか
司会:ほか、よろしいですか。共同さん。 共同通信:共同通信の山本です。横山新幹事長に伺いたいんですけども、まず、この300人近い大所帯の幹事長を任されることになった今の【*****00:22:03】受け止めを伺いたいのと、吉村新代表からごあいさつの中でも先輩議員が多いポジションですので、先輩方にお力添えをというようなご発言がありましたけども、党をどのように取り仕切っていくか、また選挙をどのように戦うか、今お考えがあれば伺えますか。 それともう1点、個人として横山先生、選挙区が市内ですので、次、大阪市長選挙に松井前代表のあと、出るようなお考えはあるのかどうか。将来的な話でも、もしお考えがあればお聞かせください。 横山:ありがとうございます。まず、立場受け止めということで、もう全体会議でもごあいさつをいただいたとおり、私は2011年に当選しまして、で、松井代表、橋下元代表の下で活動してまいりました。そして今井幹事長の近くで、本当にその政治の動かし方という、動き方というのを目の当たりにしてきた次第です。で、今回、住民投票、否決という結果は本当に厳しくて、で、私、吉村新代表とも、前回の住民投票、そして今回とも近くで仕事をさせていただきました。吉村新代表がまた新しい大阪を、大阪維新の会をつくっていくというのは本当に心強いところで、で、その新代表をしっかり支えていくというのが、まず、大きな決意の1つ。