【体操女子】エース・宮田笙子不在も団体5位で決勝進出「このメンバーでここまでやってこられてうれしい」
◇パリオリンピック2024 体操女子 団体予選(大会3日目=日本時間28日、29日、ベルシー・アリーナ) 【画像】パリ入り後に笑顔をみせる体操女子日本代表 体操女子の予選が行われ、日本代表は162.196点で5位に入り、決勝進出を決めました。 団体の予選は1チーム5人のうち4人が演技をし、上位3人の得点を合計して争われ、出場12チームのうち上位8チームが決勝へ進出できます。 日本は、エースの宮田笙子選手が飲酒喫煙問題により代表を辞退したため、予選では4選手がすべての種目を演技することになりました。それでも、全員が大きなミスなく演技を終えました。 全員が10代で、オリンピック初出場という体操女子日本代表。演技後に、岡村真選手は、「入った瞬間、観客がすごくいたので緊張というかゾワってした気持ちになった」とコメント。牛奥小羽選手は、「入場した時はいつもと違う雰囲気で観客も多くて、オリンピック来たんだなっていうのと緊張がすごかった」と、五輪ならではの雰囲気に苦戦していたことを明かしました。 また、岸里奈選手は、予選の演技を振り返り、「すごい楽しかったっていうのと、このメンバーでここまでやってこられてすごいうれしいなという気持ちがこみ上げてきました」とコメント。「きょうみたいに落ちついて一個ずつ丁寧に。いつも通りを尽くすのみかなって思います」と決勝に向けて意気込みを語りました。 中村遥香選手も「とりあえずノーミスでできたことは良かったですけど、(決勝では)またもう一ついい演技が、取りこぼしとかももうすこし少なくできたらいいな」と話しました。