新郎は華麗なるアーティスト一族出身! 映画業界のカップルが別荘で挙げた「リュクス・ウエディング」
アメリカのユタ州パークシティは、夏に雨が降ることはまずない地域。にもかかわらず、エマ・モルツさんとウォレン・エルゴートさんがこの地で挙げた8月の結婚式には、雨が降りました。エマさんの両親が建てたばかりの別荘の庭で行われたお祝いには133人が駆けつけましたが、建物の中に入って、嵐が過ぎ去るのを待つことになったのだとか。「まるで新築祝いのパーティのようでした」とエマさん。 やがて晴れ間が広がり、牧草地でのセレモニーができるようになったと思うと、再び小雨が。でも、この後は大きなテント下での披露宴だったので、心地よい雨音が聞こえる中でのパーティになったそう。ダンスフロアは少し濡れていましたが、エマさんはサテンの靴を脱ぎ、ビートルズの「I’ve Just Seen a Face」に合わせてファーストダンスを踊りました。
「みんなに楽しんで欲しかったんです」「それが私の最優先事項でした」と語るエマさんが、母親のカースティンさんとともに、すべてのプランニングを担当しました。 ウォレンさんとエマさんのどちらも映画業界に携わっていて、住まいも仕事もニューヨークとロサンゼルスにあるため、ゲストの多くはそのふたつの街から参加する予定でした。そこで、ゲストが快適に過ごせるように、さまざまなもの―日焼け止め、スナック、街のベスト・レストランや観光スポットのガイド、高地での乾燥を防ぐための電解質ドリンクパウダー等―を詰め込んだウエルカムバスケットを用意したのだとか。また、結婚式当日には、移動型の酸素バーを設け、モルツ家の別荘が立つ標高約2,600メートルの地で具合が悪くなったりしないよう、万全の対策をとったそう。
これには、家族も皆協力しました。花嫁の父であるトッドさんは、キャンプカウンセラーのようなことをしていたため、ゲストをハイキングに連れて行き、夏のパークシティの魅力を紹介しました。また、ウォレンさんの父であるアーサーさんと姉のソフィーさんはどちらも著名なフォトグラファーなので、当然ながら写真撮影を担当。ハリウッドでの俳優活動で知られる弟のアンセルさんも写真を撮ったのだとか。