J・フェリックスはどこで起用するのがベスト? マレスカ・チェルシーでプレイしたいポジションを明かす 「ここ4年間はそこでプレイしていなかった」
パルマーがライバルか
チェルシーでプレイするポルトガル代表FWジョアン・フェリックス(25)は自身のベストポジションを明かしている。『METRO』が報じている。 今シーズンよりチェルシーに帰ってきたフェリックス。念願の完全移籍で加入した同選手は、ここまで公式戦10試合に出場し、5ゴール1アシストをマークしている。しかし、現状はカップ戦要員となっており、リーグ戦でのプレイ時間は117分と少なく、スタメンでの出場はない。 ここまではトップ下、右ウイング、CFでの出場となっているフェリックスだが、自身のパフォーマンスが最も発揮できるのは中央だと語っている。 「私が最も力を発揮できるのは、ピッチの中央エリアだと思う。ここ4年間はそこでプレイしていなかった。偽9番、10番、セカンドストライカーのいずれであっても、自分がチームに最も貢献できるのはそこだと思っているし、試合に最も貢献できるのはそこだと思っている。前半戦でそれが分かってもらえたと思う」 バルセロナ時代には左ウイングでもプレイしていたフェリックス。器用な選手であるため、攻撃的ポジションであればどこでもそつなくこなすことができるが、中央でのプレイを望んでいるという。しかし、チェルシーのトップ下にはコール・パルマーという絶対的エースがおり、CFにもニコラス・ジャクソン、クリストファー・エンクンクらがいるため、ポジション争いは熾烈だ。 またフェリックスは今シーズンがチェルシーにとって成功のシーズンになるかどうかを問われると、「わからない」と答えたものの、まだスタートしたばかりのマレスカ・チェルシーで努力を続けると語った。 「未来は誰にもわからない。私は常にベストを尽くそうとしているし、そのために努力している。私はプロフェッショナルだから、ベストを尽くせる。成功するのが今シーズンなのか、来シーズンなのか、2年後なのか、3年後なのか、10年後なのかはわからない。でも、いつかはそうなるだろう」 ここまでリーグ戦11試合を終えて3位につけるチェルシー。マレスカ新体制のもと素晴らしいスタートを切っている。ここまでの躍進ぶりは近い将来のタイトルを期待させるものではあるが、成長続けるチェルシーでフェリックスは自身の居場所を掴み取り、重要戦力となれるか。
構成/ザ・ワールド編集部