パラスキーアジア杯札幌大会開幕、北京パラ金の川除大輝2位「調子が良かった」
パラノルディックスキーのアジアカップ札幌大会は8日、札幌市の白旗山競技場で開幕した。
初日は男女混合の距離スプリント・クラシカル(立位など)が行われ、日本勢は北京パラリンピック20キロクラシカル金メダルの川除(かわよけ)大輝(日立ソリューションズ)が2位に入り、44歳のベテラン、新田佳浩(同)は4位だった。優勝は女子の中国選手。
2位の川除は「予選、準決勝、決勝と調子が良かった。ラストは平地が多いので、一番のポイントになるかなと思った。そこがうまくかみあった」と、自分の滑りに納得の表情を浮かべた。一方の新田は「中国の女子選手が圧倒的に速いことに驚いた」とし、「(自分が)習得するべき部分の一つのヒントになればいい」と貪欲な姿勢を見せた。