【50代・座りながらダイエット】「床バレエ」でぽっこり下腹をへこませるエクササイズ。膝立ちして<お尻をアップダウン>/バレエ王子・竹田純さん
話題のバレエ王子・竹田純さん考案の「床バレエ」。床に体をつけて行うので、体を動かしやすく、バレエダンサーのようなしなやかな筋肉がつくと評判だ。今回は、ぽっこり下腹をへこませる2つのトレーニングを竹田純さん自らが実践。陥りがちなNGポーズもチェックして、丁寧に正しい動きをすることがぺたんこ下腹への近道! さっそく試してみて。
ぽっこり下腹をへこませる
●お尻アップダウン 恥骨を引き上げるようにお尻を上げ下げすることで、下腹の筋肉が鍛えられ引き締まる。
1. 膝立ちで膝を腰幅に開き、両手を腰に添える 膝立ちになり、膝を腰幅に開く。反り腰にならないように背中は真っすぐに。両手は腰に添える。
2. 脚の付け根を後ろに引き、ゆっくりお尻を下げる 息を吸いながら脚の付け根を後ろに引いて、ゆっくりとお尻を下げる。
3. 下腹の力で恥骨を引き上げるようにお尻を上げる 息を吐きながら、下腹の力で恥骨を引き上げるようにして、ゆっくりとお尻を上げる。下腹に力を入れたまま、<2~3を30秒>繰り返す。
\ここに注意!/ 膝立ちになったとき、お尻が後ろに引けて腰が反ると腰に負担がかかるのでNG。お腹から太ももにかけてと、背中は真っすぐな状態に。
●カエル脚アップダウン 股関節を外旋させて脚を上げ下ろしすることで、お腹の奥の筋肉が効果的に鍛えられる。
1. あお向けになり、膝を開き、左右の足の裏を合わせる あお向けに寝て、膝を開き、左右の足の裏を合わせる。両手はお腹の上に置き、ひじは床から浮かせる。
2. 息を吸いながら、ももと床が90度になるまで両脚を上げる 左右の足の裏を合わせたまま、息を吸いながら、ももと床が90度になるまで両脚を上げる。
3. 息を吐きながら両足を床ギリギリまで下ろす 息を吐きながら、足が床につくギリギリのところまで脚を下ろす。<2~3を30秒>繰り返す。
\ここに注意!/ 両脚を上げるとき腰が反ってしまうのは、下腹に力が入っていないということなのでNG。お腹を引き締めながら行うと腰は反らない 次回は、ウエストのくびれを「床バレエ」で取り戻すエクササイズを教えてもらう。 【教えてくれたのは】 竹田純さん バレエダンサー・フィットネストレーナー。一般社団法人床バレエ協会代表。パリでクラシックバレエやコンテンポラリーダンスを学んだ後、フランスをはじめヨーロッパのバレエ団で活躍。現在、指導者としてSNSやYouTubeで床バレエの情報を発信。著書『マネしたらやせた! 30秒だけ床バレエ』(講談社)も好評 撮影/岩谷優一(vale.) ヘア&メイク/金澤美保 取材・原文/和田美穂