フェルスタッペンがカタールGPを制し今季9勝目!レースは複数回SC出動の荒れた展開に…VCARB角田裕毅は大苦戦13位|F1
トップのフェルスタッペンがレースを先導し、20周目には2番手ノリスとの差が1.8秒。この2台だけが1分24秒台を連発しながら、事実上の優勝争いを展開。その5.2秒後方に3番手ジョージ・ラッセルと、上位勢は少し間隔がある状況となった。 24/57周目、ラッセルがピットに入ってミディアムからハードにつないだ。他のドライバーは第1スティントのミディアムで粘り続け、折り返しの29/57周目から徐々にピットへと入っていく流れになった。 ホームストレート上ではアレクサンダー・アルボンのミラーが落ちており、その上をボッタスが通過して破片が散乱。 その影響もあり、34周目の途中にハミルトンは左フロントタイヤがパンクしてしまう。サインツも左フロントのバーストにより、ピットへと入った。この直後、35周目の途中でセーフティーカー導入となる。これで第1スティント組はこぞってピットへと入っていった。 ホームストレート上のデブリ除去により、SCはピットレーン通過とアナウンスされる。SC中の順位はトップがフェルスタッペン。以下ノリス、ルクレール、ピアストリ、ペレス、ガスリー、ラッセル、サインツ、チョウ、アロンソ、マグヌッセンと続き、角田は12番手。ほぼ全車がフレッシュタイヤに切り替えた状況で、隊列が一気に狭まっていく。
セーフティーカーエンディングとなり、残り18周の40/57周目からローリングスタートで再開となる。この再開直前、ペレスはセクター3区間で突如マシントラブルとなり、ストップしてしまう。 再開後にはターン10手前でヒュルケンベルグがスピンからストップし、レースはここでバーチャルセーフティーカーからの再度セーフティーカーとなった。 このタイミングでVCARB勢はダブルピットストップを敢行。角田とローソンはともにミディアム~ハードからソフトへとチェンジし、隊列の最後尾14-15ながら、終盤の追い上げに懸けることに。
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